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”(株)貧困大国アメリカ” Review

堤未果さんがアメリカの現実についてレポートされている”貧困大国アメリカ”の完結編を読みました。まず最初に触れられているアメリカの食について。農業・食の業界の統合により企業が巨大化し、産業を独占して「安さ」と「効率」だけを追い求めた結果、とても危険で病気になる食べ物を与えられている現実。そして病人が増えたり、動物に抗生物質を与えることで製薬会社も儲かり、悪循環が膨れ上がっていることを知ると、アメリカのものは怖くて口にしたくない気持ちになり、国産を選んで買おうと思います。でも、国産だからと安心してばかりもいられず、グローバル化によってアメリカ国内で起きていることは国境を越えてどんどん浸透しており、災害に見舞われたハイチや侵略戦争を仕掛けたイラクなどでは既にその波が押しよせ、日本にもやってくるのは時間の問題のように思えます。現に日本でもスーパーを例にとってみても、地元に根付いた昔ながらの小さなお店が並んだ商店街はシャッター街となり、ウォルマートに買収された西友など大型スーパーが代わってどこへ行っても同じような風景が見られ、生産者の顔の見えない商品ばかりが並んでいます。それは本当に寂しくもあり、アメリカと同じことがこの日本でも起きているのを感じざるを得ません。。

公共サービスやマスコミ、政治もすべて1%の富裕層が支配し、残りの99%の市民は貧しい生活を強いられ、その格差が広がるのをただ不満を言いながら傍観していても何も変わらない。強欲でずる賢い人たちに騙されないよう、一人一人が自立して繋がり、数で対抗していくしかないと感じました。

この本はアメリカについて書かれていますが、決してアメリカに限ったことではなく、自分の国の将来を考える上でも多くの人たちに読んでほしいです。
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マタニティ生活

つわりも落ち着き、毎日ガツガツ食べてる妊婦生活ですが、電車で立ちっぱなしだと気分が悪くなることもあり朝のラッシュは身体にこたえます。そんな時バッグに付けてる妊婦さんマークを見て席を譲って下さる方々の存在は有難い。多くの乗客が携帯いじりながら俯いて周囲に全く目を向けない状態でも気づいてくれる人は稀で、女性がほとんどですが、ごく稀に男性も譲って下さることがあり、その時の感動はひとしおです。身近に妊婦さんがいる人や実際自分も経験のある人が気持ちを理解して下さる様子。私も妊婦卒業後は妊婦さんやお年寄りを労わろうと思う今日この頃です。


昨日は里帰り出産予定の病院で検診を受けたついでに西の安産祈願のメッカ、中山寺に参拝しました。ちょうど戌の日にあたる日だった為、妊婦さんたちで賑わってました!日本には昔から妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産祈願のお参りをする風習があり、何故戌の日かと言うと、たくさんの子を産み、お産が軽い犬は、昔から安産の守り神だからだそうです。私も一応、風習にならって腹帯と安産のお守りを買い、安産祈願☆


妊娠期間は身体の変化がめまぐるしく、感染病や食生活などいろいろ気をつけることがあり、もっと短い期間で産めたらラクなのやになぁと思いますが、いろいろ準備したり心構えをする上で大切な10ヶ月という期間が与えられてる気がします。残りのマタニティ生活も充実した時間を過ごしたいと思います。
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”セレブの黙示録”Review

海外セレブのゴシップ好きにはたまらない辛酸なめこさん著「セレブの黙示録」を読みました。セレブたちの飽くなき野心、奔放さ、過激な私生活は反面教師的に役立つ部分もあり、そこまで身を削って世間をentertainするプロ魂に感銘を受けます。具体的にセレブ別に解説されている章では、ガガ様、ビヨンセ、クリスティーナアギレラ、テイラースイフト、キャメロンディアス等々について的を得たコメントが書かれていてとても面白くツッコミ所満載。そんな中でもやはりセレブ界きってのお騒がせブリトニー・スピアーズの奇行は別格で、その生き様は健気にさえ見えます。。

そんなセレブたちをこれからも陰ながら応援していきたいと思います。


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「フェイスブック子どもじみた王国」Review

フェイスブックでマーク・ザッカーバーグのメール代筆担当を務められていた著者がフェイスブックの社内の内情をルポとして書かれている本を読みました。男性が圧倒的優位の立場にあるシリコンバレーに文系女子が乗り込んでいき、大人になろうとしない少年たちの欲望を淡々と冷ややかに見る姿勢が対照的に描かれていました。ヤングで”未熟”な文化が好しとされるシリコンバレーなのかもしれませんが、それを稚拙で恐ろしくも感じてしまう著者に共感する部分が多い。

アラブの春ではソーシャルメディアが大きな役割を果たしたとか、今後テクノロジーがどんどん進化してバーチャルな世界が新しいと称賛される傾向にありますが、リアルなものが取って変えられることに違和感を感じるのは、オフラインの時代で育った世代だからでしょうか。。。

それらのものは娯楽として楽しみつつも、ある一定の距離を持って接したいと願う今日この頃です。
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