CO STYLE BOOK

〜子育て、読書、旅、音楽、いろいろ日々感じたメッセージを発信中〜

CALENDAR RECOMMEND ENTRY COMMENT TRACKBACK CATEGORY ARCHIVE LINK PROFILE OTHERS

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク - -

映画「モンスター」☆☆☆☆

百田尚樹さん著”モンスター”が原作の映画を観てきました。バケモノと呼ばれるくらいブスな女の子から整形で美女に変身しながらも、ある一人の男性を想いを寄せる女性の一生を描いたストーリー。見た目で扱いが天と地の差の不公平さを身をもって知り、怒りをぶつけながらも昔の自分の過去と葛藤を続ける主人公はどこか魅力的でした。

特殊メイクをしているとは言え、現在40歳でブスな高校生役を演じた高岡早紀さんの演技も圧巻。完璧なボディと魔性の女をあそこまで体現できるのは高岡早紀さんしかいない気がしました。。

小説で描かれていたダークでグロテスクな部分がとても上手く表現されていた映画だと感じました↓
| 映画 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by CO - -

「夢を売る男」Review

百田尚樹さん著「夢を売る男」を読みました。出版社の新人賞を利用した自費出版ビジネスの仕組みを暴露的に書かれていて、出版業界のダークな部分が描かれた作品でした。カモとなっている小説家志望の人たちの見栄や虚栄心、自己満足を満たしたい欲望が浮き彫りとなっていて、所詮、素人が発信する文章は本にせよブログにせよSNSにせよ、動機はそんなものだと言われているような気がしました。でもあまり考え過ぎると、”自分なんかが..."と萎縮して身動きが取れなくなってしまいそう。夢を持つこと自体を諦めて小さくまとまるのはよくない。。本書でカモとして登場する人たちは何でバカに見えるかと考えると、みな共通して努力もせず根拠のない自信だけがあって自分を過大評価しすぎてる。自らを冷静に客観視しつつも夢を見ながら努力することが大事なのだと感じた作品でした。

| 文学 | comments(1) | trackbacks(1) | posted by CO - -

「多彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」Review

村上春樹さんの新刊の発売日には本屋の前に特設コーナーがつくられ、路上で販売され、即日完売で数日売り切れ状態。”全く大げさだなぁ”と横目で見ながら自分は買うものか、、と思いつつも、入荷してレジの前に平積みされているとついつい買ってしまった。本屋の商売法にマンマとハマってしまったな、と思いながら、数十年ぶりに村上春樹さんの作品を読みました。

読み始めると、主人公の孤独感や闇、現実と妄想の世界の錯覚、ストーリーの世界にどんどん引き込まれて、通勤途中に乗り過ごしてしまいそうなくらい入り込んでしまいました。ある出来事によって世界の観え方や色彩がガラリと変わること、若い時には観ている世界がすべてだと思ってどうしようもなく深みに堕ちていく主人公の気持ちには共鳴するものがありました。

最寄り駅に辿りつくまでに何とか読み終えたいと最後までページを読み進めるも、ラストは”えーーーーーーーーーこれで終わり????!”と発狂しそうになりました。。途中で余韻を残していたものが最後には繋がるだろうと期待していただけあって、私にとってはかなり不完全燃焼でした。

とは言え、読んでる最中は十分楽しめたので文句は言いません。でも正直ちょっとラストが残念。。
| 文学 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by CO - -

Facebook COO, Sheryl Sandberg's "Lean In"

米コンサルタント会社マッキンゼーを経て、米財務長官の首席補佐官を務め、Googleなどの企業の成長を牽引して現在FacebookのCOOを務めつつ二児の母であるシェリル・サンドバーグさんはスーパーウーマン的存在ですが、本書では自らの経験で得た彼女だからこそ語れることが熱く綴られている。離婚などの苦い経験から仕事での失敗や挫折、誹謗中傷に傷ついて涙し、FacebookのCEOマークザッカーバーグに慰めてもらったエピソードを交えつつ、女性として社会で活躍するために必要なことが書かれています。”Taking risks, choosing growth, challenging ourselves, and asking for promotions (with smiles on our faces, of course) are all important elements of managing a career."とシェリルは言う。そして、あまりあれこれ計画立て過ぎるのもよくないと。妊娠や子育てはあるけど、それらを迎えるだいぶ前からその時のことを考えて弱腰になったり。シェリル曰く、妊娠がわかってからまだ出産まで9ヶ月もあるのだからそれから考えればいいこと。ちょうどいいタイミングでやってくるパーフェクトに合うチャンスなんてない。学び続け、自分がそのチャンスに適合させるようにすればいいと。

女性のエグゼクティブとして、今までそんなことを言ってはマイナスになるとして口にすることが憚れてたことにも勇気を出して議論するテーマとして声を挙げる彼女の姿勢に感銘を受けます。彼女曰く”We need to be grateful for what we have but dissatisfied with the status quo.  This satisfaction spurs the change for change.  We must keep going."
今の私たちが将来次世代の人たちへの未来を作ってる。シェリルが描くように、子供たちが望むものになれる社会にしたいと思う。

経験を通じて語る彼女の言葉は心に訴えるものがあるので本書もぜひ女性だけでなく男性にも読んでほしい一冊です。

本はちょっと、、という方はシェリルのスピーチだけでもご覧ください↓
米ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)で行った卒業記念講演

話題になったTEDでのスピーチ

| 文学 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by CO - -

フランシス・ベーコン展

東京国立近代美術館で開催中の「フランシス・ベーコン展」に行ってきました。ダークで暗い鬱々とした作品が多く、一体彼の心の中にどんな闇を抱えてたんだろうか…と考えた。しかし、彼の表現力は絵の額を超え、叫び声や悲鳴が聴こえてきたり、狂気やエロティシズムが伝わってきて一枚一枚不思議な魔力にとりつかれているように感じました。

綺麗や気持ちいいものとは対極にあるもののばかりでしたが、ベーコン氏の潔い決意が表れた爽快な作品展でした☆

| アート | comments(0) | trackbacks(0) | posted by CO - -

映画「クラウド アトラス」☆☆☆☆☆

映画「クラウド アトラス」を観ました。時代も場所も異なる6つのストーリーが複雑に絡み合い、時代が変わっても、場所は変わっても、想いはつながり、愛する人と巡り会い、この世の中のすべてはつながっている、というメッセージが壮大なスケールで伝わってくるストーリーです。1つ1つの現世での選択や行動が未来をつくっていること、その魂は永遠に引き継がれていくことなど、心に響くメッセージが散りばめられていました。輪廻転生については信じる人、信じない人がいると思いますが、私はあると思ってこの世を観た方がドラマチックで楽しいし、信じたい。

ちょうどこの映画を観た時、私自身の身の回りで正しい行いをしているにもかかわらず酷い目にあった人や、悪いことをしているにもかかわらず、のらりくらりと生きてる人がいて、世の中に対する疑問や不信感が高まっていましたが、この映画でのメッセージを改めて感じ、自分は信念に従って生きようという気持ちに立ち返りました。

人それぞれ感じ方は異なると思いますが、私にとって疲れた気分を癒すにもってこいの映画だったので☆5つ!


| 映画 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by CO - -

日本の奇祭「かなまら祭り」

川崎の金山神社で行なわれた「かなまら祭り」に行ってきました。性の神としても信仰されており、その”性”に対する寛大さからか、同性愛の方たちや仮装・女装した人たちがたくさん。




エイズ除けとしても国際的にも知られているそうで、外国人も多くみられました。(頭にかぶっているのはなーに?)




大混雑で大賑わいのお祭りの名物、男根神輿「かなまら舟神輿」が登場!




「エリザベス神輿」をかつぐのは女装した男(?)たち。
何やら神聖なものに見えてくる。。。



神社ではおもしろグッズが販売されていてこちらも大盛況。



声に出して読むのが憚れる2種類の日本酒。



いやはや、日本ならではの面白い文化を味わった気がしたお祭りでした☆


| Blog | comments(0) | trackbacks(0) | posted by CO - -

TEDxTokyoChange

「TEDxTokyo」がビル&メリンダ・ゲイツ財団が創設した「TEDxChange」とコラボしたイベント「TEDxTokyoChange」に行ってきました。"Positive Disruption"をテーマにどうすれば個人レベルでよりよい世界に変えていけるかという話題。まず最初はそれぞれの国の伝統やしきたりを変えるといった話から。母国ニジェールで女性の決められた道をポジティブに破壊するために、少女たちへの投資を涙ぐみながら訴えるHalima Himaさんのお話には胸が打たれました。

次に、インドのスラムでワクチンの啓発など地域活動をしている青少年リーダー二人(Salim Shekh and Sikha Patra)からの、運命、宿命を受けとめ、「よりよい世界に変えていく責任を担っている」という言葉も印象的でした。人それぞれ異なる運命のもとに生まれ、生きている。その中で人それぞれ世界をよりよく変えることができる。ただそのきっかけに気づけるかどうかが大事なんだと感じました。

最後のスピーカーとして登場されたchange.org Japanのハリス 鈴木 絵美さんが仰ってたように、変化を起こすって最初はそんな大それたことじゃないのかもしれない。誰かが気づき、それを発信し、賛同する人と繋がり、伝えていくことが変化の渦となっていく。ネットは良くも悪くもいろんな手段になりうるけれど、世界の人たちと繋がって社会問題を解決することだってできる。1人1人の持つ影響力について考え、誰もが社会を変えられる可能性を持っているのだと感じた時間でした。

TEDのイベントに参加したのは初めてでしたが、高校卒業して大学入りたての若い青年から年配の方まで、さまざまな年代や職種の人たちが集まっていて非常にいい刺激となるイベントでした。また今後も参加できればと思います♪


| Blog | comments(0) | trackbacks(0) | posted by CO - -
| 1/1 |