「TEDxTokyo」がビル&メリンダ・ゲイツ財団が創設した「TEDxChange」とコラボしたイベント「TEDxTokyoChange」に行ってきました。"Positive Disruption"をテーマにどうすれば個人レベルでよりよい世界に変えていけるかという話題。まず最初はそれぞれの国の伝統やしきたりを変えるといった話から。母国ニジェールで女性の決められた道をポジティブに破壊するために、少女たちへの投資を涙ぐみながら訴えるHalima Himaさんのお話には胸が打たれました。
次に、インドのスラムでワクチンの啓発など地域活動をしている青少年リーダー二人(Salim Shekh and Sikha Patra)からの、運命、宿命を受けとめ、「よりよい世界に変えていく責任を担っている」という言葉も印象的でした。人それぞれ異なる運命のもとに生まれ、生きている。その中で人それぞれ世界をよりよく変えることができる。ただそのきっかけに気づけるかどうかが大事なんだと感じました。
最後のスピーカーとして登場されたchange.org Japanのハリス 鈴木 絵美さんが仰ってたように、変化を起こすって最初はそんな大それたことじゃないのかもしれない。誰かが気づき、それを発信し、賛同する人と繋がり、伝えていくことが変化の渦となっていく。ネットは良くも悪くもいろんな手段になりうるけれど、世界の人たちと繋がって社会問題を解決することだってできる。1人1人の持つ影響力について考え、誰もが社会を変えられる可能性を持っているのだと感じた時間でした。
TEDのイベントに参加したのは初めてでしたが、高校卒業して大学入りたての若い青年から年配の方まで、さまざまな年代や職種の人たちが集まっていて非常にいい刺激となるイベントでした。また今後も参加できればと思います♪