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「スタンフォードの自分を変える教室」Review

日本語版のこのタイトルに少々違和感を感じつつ手に取った本、”スタンフォードの自分を変える教室”。意思の力を客観的に分析し、行動や習慣、癖をどう変えていけばよいか考える上で良い本でした。日々新しい刺激を求めて意味もなくネットサーフィンやSNSに時間を費やしてしまったり、寝る前に小腹が空いて甘いものを食べてしまったり…良くないこととわかっててもやめられない。誰もが何かしら持っているであろう、やめたいけどなかなかやめられない癖や依存性を意識し、人間の習性や周りからの誘惑に退治する方法などが書かれていて自分なりの方法で取り入れていけそうなものもありました。

少なくとも日々の積み重ねが将来の自分を形成するという認識を持つだけでもだいぶ変わってくる気がします。この本を読んで自分の中で劇的に何かが変わるといった類の本ではありませんが、別の視点を持って日頃の行動を見つめなおすきっかけとなった本でした☆
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「明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち」Review

グサッと突き刺さるタイトルの山田詠美さんの新刊。「愛する人の死」をテーマに書かれた作品で、著者の言う「愛する人」とは「今ある自分の一部分を確実に形作って来た人」のこと。そんな人の死は想像しただけで涙が出そうなくらい怖い。でも今ここにある幸せもある日突然何かが起こって奈落の底に突き落とされてしまうかわからない脆弱さを本書で感じさせられた。「愛する人」ができるということは、すなわちそれを失う恐怖とも闘っていかなければならない。でもそういう存在があるからこそ自暴自棄にならずに生きていられるのかもしれない。

本の中で「人を賢くするのって、絶対に人生経験の数なんかじゃないと思う。それは、他人ごとをいかに自分ごととして置き替えられるかどうかの能力に掛かっているのではないか」という言葉が印象に残りました。自分一人の人生で経験できることは限られているけれど、本や映画やニュースやたわいない会話から日々いくらでも他人ごとを自分のこととして考えるきっかけに溢れている。2年前の東日本大震災にしても、犠牲者2万人という数字だけはわからないけれど、2万人分のストーリーがあり、その人たちを愛していた人たちはその何倍も存在していたに違いない。そう思うと1つ1つの出来事やニュースもまた違って見えてくる気がします。

本書にも出てきた映画”アメリカン・ビューティー”のフレーズにもある通り、「今日という日が残りの人生の最初の一日。」
愛する人も自分もそのうち必ず死ぬという事実がある中で、「今」という時間の大切さを考えさせられた本でした。
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JR展 世界はアートで変わっていく

ワタリウム美術館で開催されている、半匿名のフランスのストリート・アーティスト”JR”展に行ってきました。彼は世界中のストリートに人々の顔写真を巨大なキャンバス上に貼り、アートを通じて世界のさまざまな社会問題に違った観点から人々の目を向ける活動をされています。


JRは言う、”アートは世界を救うことはできないけれど、変えることはできる”と。↓

例えばこちらの「Face2Face」と題された展示ではパレスチナ人とイスラエル人の同じ職業の人を並べられていて、同じ似た者同士が何故争ってるのだろう...と考えさせられる。



その他、JRは世界中の貧困などの問題を抱えている地域から東日本大震災の被災地までさまざまな地に足を運び、ポートレートを通じた活動をされています。


アートって無いと生きていけないものではないけれど、あるのとないのとではこんなにも見え方が変わるのか...と感じた展覧会でした。


とにかくカッコいいので興味のある方はぜひ足を運んでみてください。自分のポートレートも無料で撮影できて、数分後には大きな紙にプリントされたポートレートが天井から舞い降りて来るというサプライズも・・・

ワタリウム美術館もJR展に合わせてポートレートが一面に!

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「リフレはヤバい」Review

本日公式に表明されたTPP交渉参加については賛成ですが、アベノミクスと呼ばれる政策には何だかどーも危険な臭いがするような…とフツフツと思う今日この頃、こちらの本を手に取りました。デフレの時はデフレ批判の声が高まり、デフレは悪の元凶みたいに言われてましたが、この本には全く逆の意見が書かれていました。デフレ、インフレのどちらが悪いという話ではなく、インフレをわざと起こす「リフレ」について著者は批判されています。日銀やデフレが不景気の原因なのではなく、少子高齢化が進み人口も減る中で経済の規模が縮小するのは否めない。所々疑問に感じる部分もありましたが、現政権が打ち出している金融・財政政策が時代錯誤だと感じる気持ちは共感しました。

短期的な見せかけの景気回復に踊らされず冷静に俯瞰していたいものです。
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映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」☆☆☆☆

今日は映画"ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日"を観てきました主人公が太平洋を横断中、海難事故に遭い、家族を失い唯一の生存者としてベンガルトラと共に漂流するストーリー。実際に本当に海で遭難したサバイバー製作に参加されているそうで、普通では観られないような壮大な自然、動物たち、天災の凄さが描かれていて、とにかく映像に魅せられました3D映像で迫力があり、海中や森の景色など見たこともない美しさにも癒されました
どんな過酷な状況下に置かれても神の存在を信じ、人としての良心を持って生き抜いた主人公の純粋さにも感動…

興味ある方はぜひ3D映像での鑑賞をオススメします
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「採用基準」Review

年度末が近づいていることもあり、最近身の回りで退職される方々が多く、自分のキャリアについても考えさせられる。考えてみればまだあと30年近く働かないといけない。30年前と今とでは労働市場は大きく変化した。30年後どうなってるかなんて想像もつかないけれど、今と全く違った世界に変わっているに違いない。この先労働市場で生き残っていくには時代の変化に応じて、自分も変わっていく必要がある。そのためにはどうしたらいい??と悶々と考えてる時に、最近本屋で平積みになっているこちらの”採用基準”が目に留まって読んでみました。マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者曰く、求められているのは①リーダーシップ②地頭のよさ③英語力で、日本人には①と③が海外の人材に比べて圧倒的に劣っていて、特に①については自覚されていないし日本では”リーダーシップ”の考え方がまず間違っていると指摘されています。誰もがリーダーシップを身につけ常に”バリューを出す”ことを問うマッキンゼー流の働き方からは学ぶところが多い。印象に残ったのは、”必死に挑戦しなければ達成できない仕事ではなく、粛々とこなしていければできるレベルの仕事を一定期間以上続けることは、さまざまな形でその人の可能性を減じている”という部分。常に組織が変化し、次々と新しい仕事が振られると疲弊して”もっとラクな仕事がいいのに。。”と弱音を吐きたくなったりもしますが、常に新しいことにチャレンジできる環境に身を置くことの大切さを感じました。

マッキンゼーが素晴らしいとも、日本企業がダメだとも思いませんが、著者がおっしゃる通り、働き方にしても政治にしても他力依存型から脱し、日本全体の「リーダーシップ総量」を上げる必要があると感じます。そのためもまずは自分が変わらなくては・・・
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Vital English "英語メディア活用法”

今日はおよそ2年ぶり(?)にVital Englishに参加してきましたテーマは「英語力&情報力を研ぎ澄ます英語メディア活用法」で、ネットはもちろん、ソーシャルメディアやスマホ、電子書籍など新しいツールを使ってみんなどんな風に仕事や情報収集に役立ててるかをシェアしました今や、洪水のように溢れている情報の中から必要な情報をピックアップするのも1つの技術それに自分が興味が持てないとそこに時間を割こうって気になりませんよね今日はたくさんのメディアが紹介されましたが、中でも下記のメディアは今後関心を持って追いかけていきたいと思いました↓

Economist:
有料版はちょっと高いですが、無料でいくつかの記事は読めるみたいです。早速iPhoneのアプリを無料でダウンロードしてみた所、記事は見た目読みやすそう。

NPR:
全米公共ラジオ放送局。こちらもiPhoneアプリをダウンロードした所、音声も聴けるようになっててリスニングにも役立ちそうです。

NY Timesの人気コラムニストのコラム&エッセイ:
Thomas Friedman

Paul Krugman

さまざまな著名人のプレゼンが観れる”TED”も話題に出てました。
最近は字幕の言語も選べるようになったんですね。
数多くのプレゼンがアップされているので、何を観ていいのか最初は迷うかと思いますので、とりあえずはviewer数が多いものを観てみると面白いかもしれません。
私は先日NHKの番組でも紹介されていたAimee Mullinsさんの障害者への見方に対する考え方について述べたプレゼンには感銘を受けました。

本日のVital Englishで感じたのは、やはり欧米のメディアだけだと視点が偏ってしまうので、自分がどういった視点での情報を求めているのか、ということを考えながら選んでいく必要があるということ。自分が触れているメディアによって自身のものの見方が大きく左右されると感じました。Yahoo!JAPANのトピックスを見てるだけで安住している場合ではない!と気づかされ、視点を開く機会となりましたあとは継続が大事ですね

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