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〜子育て、読書、旅、音楽、いろいろ日々感じたメッセージを発信中〜

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孫崎享さん著「日本の国境問題」

尖閣諸島や竹島の問題で日中、日韓の関係が悪化し、中国や韓国でデモに参加する人たちの様子が伝えられていますが、尖閣諸島や竹島についてほとんど知らない私にとって、何を彼らはそんなに怒ってるのかわからない。メディアでも、それらの地域は日本の領土であると主張するばかりで、論点が見えてこない。少しは勉強しようと、こちらの孫崎享さん著「日本の国境問題」を読みました。当たり障りない日本目線の意見が書かれた他の関連本とは異なり、歴史を踏まえて、相手国が何を持って主張しているのかということも書かれていました。

第二次世界大戦で日本は敗戦国となり、領土を失ったこと、日中国交正常化交渉にあたり、あえて領土問題を"棚上げ"することで国益を得てきたこと。アメリカの意図的な戦略により、ソ連と北方領土を巡る争いが続いてることなど…どれも表面的に伝えられてることと違った見方が書かれていて、領土問題を考える上でのヒントとなりました。

日本が経済的に有利な立場の時から"棚上げ"してきた問題を、立場が逆転してしまった今、動かすのは非常に合理的ではないし、感情的になってロクなことはない。著者が本書で書かれている通り、「政治家の中には、自己の勢力を強め、自己が推進したいと思う政策を推進するために意識的に領土問題を煽る人々がいる。」
そんな人たちに流されず、冷静に国益を優先し、平和的な解決を求めていきたいと思います。
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引っ越しました。

本日、目黒区を離れて神奈川に引っ越しました。目黒で約一年間生活してみて感じたこと、それは便利さと住みやすさは比例しないということ。通勤を考慮して選んだ目黒のマンションは便利で近くにはオシャレなお店がたくさんあり、夜遅くなっても人通りが多くて都会らしさが感じられる街でしたが、普段使える店は限られていて、物価も高く、腰を落ち着かせて長期的に住む街という感じではなかった印象。幹線道路からも近く、大気汚染が家族の体調に影響を及ぼしてしまい、引っ越しに至りました。

一見良さそうに見えても住んでみないとわからないこともあり、一つ一つ学びだな、と思います。欲を出さず、身の丈にあった場所が一番住みやすいのかもしれません。今度の場所はどうかまだわかりませんが、開拓して歩きたいです☆

さようなら&有難う、目黒!

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旅博 2012

今日は東京ビッグサイトで開催された旅の博覧会「旅博」に行ってきました。世界の国々や航空会社、旅行会社が所狭しとブースを出していて、旅行関係者や旅好きたちで大にぎわい。

まずは腹ごしらえに、世界の料理が並ぶフードコートへ!人気のアジア料理やケバブなどは大行列。並ぶのは避け、比較的人気のないアフリカ料理にチャレンジ。


ガーナのミートパイはなかなかGOOD。


同じく、空いていたハンガリー料理。初めて食べるハンガリー料理はまぁまぁだった…


お腹を満たしたところで、今一番行きたいイランのブースへ!以前、ビザの取得が困難で断念したことがあり、その辺りをブースで問い合わせてみると、"全然、行けるから〜"と本当なのか、テキトーなのか…やや心配。。でもコネで何とかなりそーなところがイランらしい。政情も安定してて、インフラも問題ないと主張するイラン人。"ほんまかいなぁ??"と半信半疑ですが、さらに行きたい熱が高まりました♪


次に気になったのは、アゼルバイジャン共和国。何度聞いても覚えにくい名前の国ですが、ロシアやイスラムや中央アジアの文化が融合し、トルコに近いけどまた異なる魅力。


ボツワナやナミビアなど、行きたくても遠くて行きにくい国にも身近に接することができました。


メキシコはマリアッチが演奏してて懐かしい〜☆


ミャンマーは全日空が直行便を出すことをアピールしてましたが、ビジネスクラスだけでなく、エコノミーユーザーの庶民にも門戸を開いてほしいところ…


最後は国内エリアで盛り上がってたメイドたちの歌。オタクたちの声援に圧倒されてしまいました。


たくさんの情報を得て、また旅に出たくなった旅博。行きたい場所がある限り、まだまだ死ねないな、、と感じました♪
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空港朝食会 × 赤文字朝食会

今日は羽田空港国際線ターミナルで開催された空港朝食会に参加しました。赤文字朝食会とのコラボ企画で、空港で行われるJALの歴代制服ファッションショーを観るという盛りだくさんな内容♪

国際線ターミナルは江戸の街並みらしいお店が並んでいて大人も楽しめる感じ。


そこへ、ゆるキャラたちが乱入。


ランチは人気のうどん店「つるとんたん」☆11時から早くもお客さんで溢れてました。オーダーした「つるとん三昧」はボリュームたっぷりで天ぷらもお肉も非常に美味しかったです!!


その後、空港で飛行機を見学。飛行機は乗って楽しむのと客観的に観るのとでは趣が異なります。上海航空は機体が古く、着陸時ちょっと危なっかしい感じでした(^^;;


その後、本日のメインイベント、JALの制服ファッションショー☆キャビンアテンダントがまだ花形だった頃の制服が輝かしく見えました。デザイナーは森英恵さんが多い… スチュワーデス物語の制服が一番カッコよく見えるのは歳のせいでしょうか。。


充実した会でした!
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読書会「タイタンの妖女」

本日開催された猫町倶楽部の読書会はSF本ということで、課題本3冊のうちから「タイタンの妖女」を選んで参加しました。参加者それぞれ捉え方が異なり、議論していく中で自分なりの解釈が深まりました。

私自身が最も共感したのは、美貌や富、健康に恵まれて何不自由なく過ごしているはずの女性が心は不幸という一人の女性が未来を予言され、逆らおうとするも、結局運命には逆らえず、理不尽なことも受け入れ、一つの身近な愛に幸せに気づく点。「だれにとってもいちばん不幸なことがあるとしたら、それはだれにもなにごとにも利用されないことである」という彼女の言葉にジーンときました。

もしかしたら、私たち地球に住む人間もこのストーリーのように、生まれる前に神様(?)に呼ばれ、生まれてからの未来の青写真を聞かされ、その記憶を失ってこの世に誕生し、聞かされた運命に逆らおうとしながらも最後は受け入れて成長して、あの世に旅立っていくように出来ているのかもしれない... そんな妄想が膨らんだ読書会でした。
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山本美香さん著「ぼくの村は戦場だった。」

先日シリアで取材中に命を落とされたジャーナリストの山本美香さん著「ぼくの村は戦場だった。」を読みました。

遠い国の惨事より、身の回りの自分のことの方が大事でいつの間にか、どこで何が起きているのか無関心になりがち。報道が偏ってると気づいても、詳しく調べる間もなく、次々と新しいニュースに移り変わって消費されてくばかり。そんな中で、犠牲を強いられている弱者に目を向け、直面する現実を発信し続けてきた山本美香さんは貴重な存在だったと思います。本書では、アフガニスタン、ウガンダ、チェチェン、コソボ、イラクでの紛争、彼女が見た現地レポートが書かれています。どこも本当に、人間ってここまで残酷になりうるのかと思うほどで、読んでるだけでも居たたまれない光景が目に浮かぶ。そんな負の連鎖が後を経たない地に自ら足を踏み入れるには相当な勇気が必要だと思いますが、山本美香さんはきっと放っておけない一心で現地を取材し続けられたんだろうと感じます。

世界は繋がっていて、自国が犯した罪のツケは巡り巡ってやってくる。
目をそらさず、届かない声に耳を傾ける努力をしていきたいと感じた本でした。

山本美香さんのご冥福をお祈りすると共に、残されたメッセージを引き継いでいきたい想いです。
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稲盛和夫さん著”生き方”

ミャンマーで心研ぎ澄まされて帰ってきたものの、ひと度、仕事に戻るとまた世俗まみれになってしまう弱い自分。。忙しさに追われて視野が狭くなると、ラクして稼いでる人が目についてしまって、やる気も失せてイライラしがち。そんな中、数ヶ月前にテレビ番組「カンブリア宮殿」に出演されてて”仏様みたい〜”と感動した稲盛和夫さんの本を読みました。

本書には、生まれたときよりも少しでも善き心、美しい心になって死んでいくことが生を授かった目的であること、魂の品格をわずかなりとも高めることの大切さについて綴られています。

”災難にあったら魂についてた業が消えたのだと喜ぶこと。”と書かれていて、そんな風に思えるほど私は人間できてないんだけどなぁ...と思いつつも、大局的に考えると、稲盛さんがおっしゃってることは頷けることばかり。宇宙の摂理や因果応報について考えると、コツコツ真面目に謙虚に生きよう、、と反省。

真新しいことが書かれているわけではありませんが、生きていく中で最も基本となる大事なことについて思い出させてくれるバイブル的な本でした。
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