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〜子育て、読書、旅、音楽、いろいろ日々感じたメッセージを発信中〜

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「これから世界で起こること」感想

エコノミストの中原圭介さん著”これから世界で起こること”では、これから先5年ほどの米国、欧州、日本経済の動向予測が書かれていて、何とも期待できない先行きに不安が募りますが、それを踏まえ、資本主義システムを客観的に見つめ直し、日本人のかつての価値観「足るを知る」という考えを持って生きることの大切さを感じさせられました。とは言え、自分の寿命もわからないし、今後どれだけのお金があれば食いつないでいけるのかわからず、出費を押さえて内向きになりがち。でもそんな心理ではいつまで経っても日本は”失われた”状態から脱することができない。今の日本を変えるために必要なことはたくさんあるけれど、一人一人のマインドを変えていくことがまず大事。

これからの日本、世界がどうなってほしいか、その中で自分はどうありたいか、を考える上で良い本でした。
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”失敗の本質”読書会

戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎

"失敗の本質"を課題本とした読書会に参加しました。ミッドウェー戦やレイテ戦など大戦中の6つの戦いのケーススタディーを通して日本軍の組織的敗北について分析し、日本企業の組織体制を考える本です。本書の中では、アメリカ軍と日本軍を比較して、日本軍のダメダメさが浮き彫りになっている。確かに責任の所在が曖昧だったり、顔色を伺いながら決断したり、真面目すぎて遊び心が欠けていたり、合理性より精神性が重視される面など、今の政治構造や日本企業の体質に通じるところがあるかもしれない。対するアメリカも好景気で向かう所敵無し状態から一転して金融危機に陥り、驕りの痛手を被ることになったり、圧倒的な国力を持ちながらもベトナム戦争で勝てなかったり... 日本だけでなくアメリカはアメリカで失敗しまくってる。失敗や成功といった結果で見方が変わることより、もっと普遍的な本質というものについて考えなければならない気がしました。

アメリカはトップが変わると中の人間も総入れ替えが行なわれるので、一定の空気が保たれることがない、という意見もありましたが、アメリカは未だ政権が変わろうとも”強いアメリカ”という過信から逃れられず、それがまた失敗を招いている。そう思うと、敗戦国の日本に生まれてよかったと思う。この本を読んで、日本は今も変わってないし、きっとまた戦争しても日本は負ける。そもそも日本人の特異性に戦争は合ってないのだと感じました。
日本は一生敗戦国として、その特異性を活かせる分野で粛々と存在してる姿が私にとっての理想です。

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つながらない生活

ネットに繋がりにくい国から帰国すると、電車の中でみんな俯いてスクリーン眺めてる日本人の光景が異様に思え、”つながらない”特別な時間が贅沢に感じられますが、そんな海外でもつながる場所を見つけるとすぐにFacebookだのメールだのにアクセスしてしまう自分。この”つながりたい”と”つながりたくない”の相反する感情について、こちらの”つながらない生活”という本に共感しました。

ニューヨークタイムズのベストセラー作品ですが、このつながりに満ちた世界で「他人とのあいだにはそもそも距離がある」という事実を受け入れ、幸せとは、独りの状態を楽しむ術を知っていることなのだと思い出させてくれました。
他人との繋がりを求めて、自分の存在を確認したくて、つながりたいと思う人間の欲求。でもそうすることでどんどん注意が外に向けられて散漫することで、内省する機会や洞察力、直感とか本来人間が持ってる能力が失われている気がする。。他人との絆もガチで付き合ってお互い向き合うことでしか深められないし、ネット上での交流はツールにしか過ぎない。

この本では世捨て人にならず、適度につながって、距離をおく生き方を提唱されています。意識的に「つながらない」という選択肢があることを心の片隅に置き、「一人でいられる能力」を大事にしていきたい。

ドラッグやアルコール中毒より、今の時代、テクノロジー中毒が最も深刻な問題なのではないかと思う。あまりにも多過ぎてきっと人は気づかなくなっているのかもしれない。
そんな時代だからこそ、一度見つめなおしてほしい、と思います。
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ミャンマー旅行写真その3☆ミャンマー料理編☆

ミャンマーの写真シリーズ最終回はミャンマーで食べたご飯の数々をご紹介したいと思います
渡航前、ミャンマー料理は油を多量に使ってる!と聞いていたので、口に合わないのでは・・・と心配してましたが、意外と美味しい料理が多く、不自由することはありませんでした。(ただ最後はお腹壊してしまいましたが。。)

まずは、ミャンマーと言えば、ミャンマービール!マンダレービールより、タイガービールより、やっぱりミャンマーではミャンマービールが一番
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注文しなくても最初に”お通し”として出てきた豆腐スナック。シャン州の料理では豆腐もよく使われるらしい。
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インレー湖で取れたお魚は新鮮
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マーケットで何と、我がソウルフード「たこ焼き」的な食べ物を発見
中はチーズとパクチーが入ってました
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マーケットでのおやつ。揚げパンに揚げ春巻き、、揚げ物づくし
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ビーフンもよく食べました
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魚を甘く油で揚げた料理
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こちらも野菜と魚炒め。魚が豊富で有難い。
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ジンジャーどっさりのジンジャーティー。身体に良さそうな
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こちらもジンジャーたっぷりのお魚
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かぼちゃのスープにもジンジャー
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ミャンマー料理はカレーの種類も豊富。あまり辛くなくて食べやすい
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トレッキングの際、村のお家でいただいたランチ。ちゃぶ台やお茶入れがレトロで愛らしい
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トレッキングのガイドさんが作ってくれた麺。味の素の味で元気が出ました
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ミャンマーもワインを作ってます
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味は・・・ちょっと微妙でしたが
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ある朝の朝食。朝から揚げ物はちょっと重かったなぁ
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ヤンゴンでのローカル食堂のご飯。
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バゴーの食堂で食べたベジタブルヌードル
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路上で売られている果実の王様ドリアン!お兄さんが食べごろのドリアンを見分け中
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コーラ的な飲み物。コカコーラではありません
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ミャンマー料理はどれも辛過ぎたり甘過ぎたりせず、食材の豊かさを享受しながら味を楽しむことができました
余談としては、路上で生きたニワトリたちがその場でぎゃーぎゃー鳴きながら調理されている様子がトラウマになり、未だチキンが食べれないってこともありますが
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ミャンマー旅行写真その2☆ヤンゴン・バゴー☆

昨日に続き、ミャンマーでの写真。今日はまずヤンゴンから・・・
ヤンゴンは最初、”アジアの他の都市の時計を戻したような街”というイメージであまり興味を惹かれませんでしたが、よーーーく見るとおかしな点が散りばめられてて突っ込み所満載な街。
そんな飽きない街の魅力をお伝えしたいと思います。

中心地は英国の植民地時代の名残が残る雰囲気
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一歩入るとこんな感じ。足下がグチャグチャなので上を向いて歩いてると躓きます。。
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スーレーパゴダ
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祈る人
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宗教は仏教だけでなくモスクも
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ユダヤ教のシナゴーグもあります。日本人だと言うと中も見せてもらえました(写真は厳禁でしたが・・・)
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マーケットでお買い物中の尼さんたち
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床屋さん
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洋物が食べたくなり入ったドーナツ屋さんのミスターJドーナツ。ミスタードーナツではありません(笑)
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こちらもSHISEIDO(資生堂)ではなく、USHIDO(!?)
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渋谷109的なショッピングセンターではこんなショップがたくさん入ってました
こんな格好してる人、ミャンマーで見かけませんでしたが・・・
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やはりミャンマーと言えばこのロンジー姿でしょ。生地から選べるオーダーメイドの店が豊富。
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ギャル男の卵たち
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この付け髭はいらないと思うんですが。。
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そしてヤンゴンを離れ、13世紀から16世紀にかけてモン族のバゴー王朝の首都として栄えた古代都市バゴーへ。
線路を修理する男たち。その甲斐あって(?)電車は激揺れ
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電車からは長閑な田園風景が
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バレーボールして遊ぶ男たち。楽しそう!って、そこ、線路じゃない!?
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バゴー駅に到着すると、辺り一面洪水状態!日本ならニュースになるレベルだと思うのですが、現地の人たちはあっけらかんと、”今年はましな方だよ”と。。
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道路が水で浸かろうとも、マーケットも営業中。
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現地の食堂で一休み。。
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小坊主さんたちの修行のお寺。けっこうみんな退屈そうでした
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小坊主さんたちの食事の準備をする人たち。量の多さがハンパじゃない
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ミャッ・タ・リャウン寝仏。”アンタ、よく来たわね。”と語りかけているようでした
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高さ30mの柱の4面に、4体の座仏が作られているチャイプーン・パヤー。日本のお釈迦様と違ってけっこー目が開いててリアル。。
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補欠選挙で民主化運動の指導者アウン・サン・スー・チーさんの政党が圧勝して以来、世界中の注目を浴びているミャンマー。確かに欧米からの観光客も多く、中国系の人たちは着々とビジネスを展開している様子でした。ヤンゴンはスマホをいじってる人もいれば、路上で電話交換台に電話を繋いでもらってる人がいるし、日本の歴史を感じる古びれた中古車がジャンジャン走っているかと思えば、新車のハイブリッドカーが走ってたり、過去と現代が入り交じっている状態。これから急速に変化していく中で物質的に豊かな国となり、他のアジアの国々に近づき、追い越していくでしょう。きっとこの国の多くの人がそれを望んでいることと思う。でもそれが本当に望ましい姿なのか・・・物が不足している中で輝く笑顔を見せた人たちを思い出し、そんなことを考えた旅でした。
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ミャンマー旅行写真その1☆インレー湖・ニャウンシェ☆

ミャンマーから帰国して3日間、寝たきり状態でしたがようやく復活しました
ラクに”あぁ、楽しかった〜”で終わる消費型の旅もたまにはいいけど、旅も人生と同じく、しんどいこと、新しいチャレンジを試みるとその分リターンも大きいし、何にも代え難い経験が得られると感じました。人生観を変える、と言うと大袈裟ですが、損得勘定や競争心に駆り立てられて生きる生活を見直す機会となりました

ミャンマーは物質的には貧しいけれど、出会った人々はみな、様々な手段でひたむきに働く姿が印象的そして何より、自然がとても豊かで緑美しい広大な景色が忘れられません。
そんな様子の一コマを写真でご紹介したいと思います

まずは、ヤンゴンから国内線Yangon Airwaysでインレー湖へ!
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降り立ったヘーホー空港はとってもこじんまり
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湖の上の移動はすべてこのボート!
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インレー湖で生活するインダ族の人々。足でボートを漕ぐ姿。
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会う人たちが手を振ってくれて感激
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ようやく到着したインレー湖の上のホテル。
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インレー湖のボートツアーで出会った首長族の人たち。とても気さくでした
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一番面白かったのは、山で暮らす人々と、水上で暮らす人々との交易の場であるマーケット。
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天秤にかけながらの”量り売り”
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鉄の筒に空気を入れて火をおこす人
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カワイイ坊や
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葉巻作りの女性たち
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滞在してたホテルのオーナーの豪族がかつて住んでいたお屋敷
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中にはまだ当時の生活の様子がそのまま残されてました
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インレー湖の水上を離れ、11世紀のバガン王朝時代におよそ2500基ものパゴダが建てられたカクンを訪れました。風が吹き、パゴダの上に飾られている鈴の音が一斉に鳴ると何とも風流でとても幻想的
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カクンに行く途中に訪れたシャン州の州都タウンジー。各地域ごとに訪問の際、身分証明や場所によってガイドを付けることが義務づけられています
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ほのぼのとした村の光景
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村のお店でくつろぐパオ族のオバちゃんたち
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パオ族の村のお家を観たい!とガイドさんにお願いして招きいれてもらったお家。こういうお婆ちゃんに憧れます
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トレッキングでの光景。厳しい山道に一緒について来た子供たち。
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凛々しい少年
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村で仕切ってたボス的存在の女子
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ランチをいただいたお家。一家に欠かせないお仏壇。
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村の子供たち
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みんな笑顔で迎えてくれて嬉しかったです
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ニャンウンシェでは最後にミャンマーの伝統的パペットショー(人形劇)を鑑賞。
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オジさんが一人で人形を操っている微妙なショーなのですが、後ろで踊っているオジさんを観てるのが面白かったです
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本当に心が研ぎ澄まされたステイでした
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世界の車窓から in ミャンマー

今日はヤンゴンから列車で2時間程の場所にあり、13世紀から16世紀にかけて、モン族のバゴー王朝の首都として栄えた古代都市バゴーを訪れました。ヤンゴンの喧騒から離れてちょっと遠出するつもりが…列車の揺れにまずビックリ!!揺れるレベルを超え、一体、線路がどーなってるのか?と思うくらい、尻餅を椅子に弾ませながらのスタート。。
ヤンゴンも少し離れると一気にスラム街が広がり、生活のレベルは農村地と変わらない様子ですが衛生状況が非常に悪そうでした。
そこから工業地帯、高級住宅地、農村地帯を眺め、バゴーに到着。雨季で駅は一面、水浸し!インフラの整備の重要性を感じました。。見所が離れているため、最初はサイカ(人を乗せる三輪車)をチャーターして回る予定でしたが、道場の状況が悪くてサイカでは進めず、バイクに変更することに。バイクで走るやいなや、またもや大雨!!カッパを着ててもビチャビチャになりながら、パゴダや寝仏を観光しました。日本語が堪能なバイク乗りのおじさんはお祖父さんから日本語を教わったそうで、そのお祖父さんは戦争中に日本軍に教わったと聞き、この国がかつて日本に支配されてたことを考えさせられました。

観光を終える頃には全身水浸しで、一昨日のトレッキングに続く必死の旅でしたが、普段厳しい環境にありながらもたくましく生きる人々に勇気づけられ、貴重な体験をさせていただきました。
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トレッキング in ミャンマー

今日はミャンマーのシャン州でトレッキングをしながら村巡りをしました。
少数民族の暮らしを眺めながら散策するつもりが、雨季のぐちゅぐちゅな道なき道を泥だらけになりながら、滑りつつ、転びつつ、泣きそうになりながらのトレッキングとなりました…(涙)
私たちの他にトレッキングしてる人も見当たらず、村から村を歩くにも数時間かかり、普段インドアの私にとってひたすら苦行でしたが、ガイドを担当してくれたインダ族の青年は非常に優しくて助けられて何とか山々を乗り越えることができました。普段オフィスの仕事でパソコンと向かい合ってる自分が急にミャンマーで山登ってヒーヒー言って、身の程知らずでバカだなぁと反省しつつも、そんな私に嫌な顔一つせず、フォローし、現地の子どもにも良くしてあげてるガイドさんはあらゆる点で本当に優れた人でその人柄に感動しました。

トレッキング自体は予想外にハードではさたが、村の人たちのリアルな生活に触れる貴重な機会となりました。昔の日本にタイムスリップしたかのような懐かしい家に家族がみんな集まって生活してて、気持ちがほっこり温まる気分。ミャンマーにいると自分も含め、いろんな意味で自己中心的になってる日本社会を考えさせられます。
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