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〜子育て、読書、旅、音楽、いろいろ日々感じたメッセージを発信中〜

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ミャンマー旅の準備のあれこれ・・・

ネットが普及して以降、旅行会社に頼らなくてもネット一つで簡単に予約し、クレジットカードで決済して、あとは行くだけというパターンがほとんどですが、ミャンマーは一筋縄ではいかないようです

まずはビザ。ミャンマー大使館で観光ビザの申請に行き、申請料を銀行に振込み、出来た頃にまた取りにいく。というプロセス自体は簡単なのですが、ミャンマー大使館の銀行口座は三井住友にもかかわらず、三井住友のATMから振込みができず、問い合わせるとUFJかみずほ銀行のATMじゃないとできないとか。。”じゃ、最初に言ってよ”と突っ込みたくなりましたが、堪えて、UFJから振込。慣れないUFJのATMで、誤って取引額の印字を記載しないで出してしまったところ、大使館から銀行明細の再発行を命じられ、銀行へようやくビザをゲットできたかと思うと、ビザの私の名前が旧姓のまま国によっては一文字違うだけで問題になるので、心配して問い合わせたら、”それでいいんです。”とあっさりミャンマー人は一人で複数の名前を持つことが当たり前らしいので、名前については差し障りないのでしょうか

お次は、国内線。ミャンマーの国土は意外と広く、国内の移動は国内線がメイン。航空会社に直接予約するより、現地の旅行会社で手配した方が安いのですが、Eチケットではなく、現地で手渡し&支払いなので、ヤンゴン到着日に宿泊先まで来てくれるとのこと。それにしても、到着してすぐ問題なく会えるのかやや心配

ヤンゴンから飛行機で1時間ほどの場所にあるインレー湖にも滞在する予定なのですが、そこのホテルも予約すると、”うちはカード払いができないので、あなたのヤンゴンの宿泊先までスタッフが伺いますので、そこで支払いを住ませてから来て下さい。”とのこと。場所も遠いし、ヤンゴンの宿泊先までわざわざ来るなんて、すべての個人旅行者に対してこんなことしてたら大変じゃない?と思いますが、こうやって雇用を生み出してるのでしょうか

昨年末キューバを旅行した際、資本主義社会に慣れきった者にとってわかりずらいなぁ、と思うことが多々ありましたが、今回のミャンマー旅行でも当たり前と思ってることが当たり前じゃなさそうな予感。。だからこそ行く価値があるんですが
そんなこんなで、いろんな意味で楽しみになってきました



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ヘルタースケルター読書会

今日は岡崎京子さん著”ヘルタースケルター”の読書会に行ってきました。来月から沢尻エリカさん主演で映画化されることもあり、内容もご存知の方が多いかと思いますが、全身整形した主人公がどんどん崩れてきて狂気とともに堕ちてくストーリー。”他人に見せる自分の姿”という話から、Facebook, Twitter, Mixiすべてで自分の見せ方を変えているという人の意見も。すべての自分を統一できたらラクなんだけど...と話されてましたが、それだけ引き出しがいっぱいあるのはいいことではないだろうか。他にも、自分の見せ方を変えすぎてて、本当の自分なんて存在しない気がする...という意見も。それが一番賢いのかもしれない。このヘルタースケルターの主人公もそうですが、”自分が、自分が!!”と自分を追求していくと自分の首を締めることになるから...

最近は整形だの、修正だの、メイクだの、いろんな技術が発達してファッションショーなどを観ていてもみんな同じ顔に見えてくる。。浜崎あゆみや平子理沙といったサイボーグ的な顔がウケる時代なのかもしれませんが、だんだん個性がなくなってる気がしてつまらない。たぶんこの世の中、コンプレックスのない人なんてほとんどいない。そのコンプレックスとの葛藤こそがその人の魅力を形成するのだと思う。

10年以上も前に描かれた漫画ですが、今の消費社会の中で考えさせられるメッセージが込められた作品でした。
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"永遠のゼロ"読書会

今日は第二次世界大戦中を舞台にした小説"永遠のゼロ"の読書会に参加しました。主人公が特攻隊員ということもあり、開催場所は特攻の母と呼ばれた鳥浜トメさんのお孫さんが経営する居酒屋。お孫さんからトメさんが語ってらっしゃったお話もお伺いでき、当時の様子が目に浮かび、心にジーンときてしまいました。

特攻隊の出撃地の一つであった鹿児島県の知覧を訪れたこともあり、以前から特攻隊に関心があったものの、それは何故か自分でもわかってませんでした。でも今日、話を聞いていて、特攻隊魂とは思いやりの心であり、守りたいものがあるから命をかけて散っていく、その崇高な魂に美徳を感じているのだと思いました。自分を犠牲にする精神、今の私たちに宿っているだろうか。自分も含め、自由主義の社会で育った者たちの多くは自己顕示欲が高まりすぎて他人への思いやりが薄れている気がします。

特攻隊の多くは今の私たちと同じく、死に対する恐怖もあっただろうし、取り返しのつかない状況まで追い込まれて出撃に至った方々もたくさんいたことでしょう。そんな中、運命を受け入れ、命を捧げた方々には本当に頭が下がる想いです。

計り知れない犠牲の上で、今の日本が成り立っていることを肝に銘じ、より関心を持って日本という国を大事にしていきたいと感じた会でした。

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留学してた時のこと…

来月から留学する友人の送別会では応援したい気持ちから、私自身が経験した留学からの学びをシェアしようと思いつつも、言葉が見つからず悩んだ。実際自分の留学中のことを思い出しても辛かったこと8割、楽しかったこと2割くらいではないか…人生もたいがいそうなんだけど、海外で生活するということはその振れ幅が一気に倍増して、とにかく最初疲れる。途中、何のためにここにいるのかと考えたこともあったし、9.11のテロ事件を間近で見た時には真剣生きて帰れるかわからない不安に悩まされ、会社も辞めて、帰国してから職に就ける保証もなかった。。
でも失うものあれば拾うものあり、逆に失うものがない生活を送ってる限り得るものはないと悟った。時として"失う"ことを選ぶ勇気を持つということも留学がなければ得られなかったと思う。
何事も始めるに遅過ぎることはないと言うけれど、年取ってから"失う"ということを初めて体験するにはしんどいし、若いうちに経験しておいた方がいいと思う。

海外での生活はわざわざ険しい道を選ぶようなものかもしれない。でも失って得たものはきっと将来に繋がる糧になると思うので、これから海外へ出たいという人たちを心から応援したい。
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ワーキングカップルの人生戦略

昔から漠然と自分は一生働いていくんだ...と思いつつも、育児しながらフルタイムで働き、家事もこなすことを想像すると正直ちょっと不安。。でもそれはすべて一人で苦労を背負い込むことであるという思い込みからかもしれません。

ワークライフバランスを推進されている小室淑恵さんと病児保育のNPOの代表を務めてらっしゃる駒崎弘樹さんの著書”ワーキングカップルの人生戦略”では、仕事も育児も両立するために必要な工夫やヒントが書かれていました。限られた時間やお金を分担し、できるだけ負担やリスクを軽減して持続できるかたちにしていくことが大事だと感じました。

本書の中で、女性が約7割の女性が出産のタイミングで退職している状況についても触れられており、非常にもったいないケースが目立ちます。できるだけ続け、制度を利用して続けていきたいところですが、かといって権利だけを主張するような人材は必要とされないことも肝に銘じておかなければならない。会社に貢献でき、価値のある人材だと認められることがワークライフバランスの前提にあるのが現実。。

最近ワークライフバランスに逆行するかのように”社畜”(企業に飼いならされたサラリーマン)も一部で流行っているそうで、それはそれで、一つの価値観として否定はしませんが、会社も自分のライフスタイルも変わっていく中で、絶えずその状態をキープするのは難しい気がします。

高度成長期のように年々収入が増えることが難しく、将来の年金もあてに出来ないご時世。従来の価値観から抜け出し、生きるために働き続けられる社会にしていきたい。一人一人の力が企業を変え、社会を変えていくのだと信じて。。
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映画”三島由紀夫と若者たち”

本日から公開の映画”三島由紀夫と若者たち”を観てきました
当時まだ生まれていない私にとって、一体、彼は何を訴えようとしたのか?何を成し遂げたかったのか?わからないけれど、どこか惹かれる”三島由紀夫”という存在。

学生運動が盛んで、体制や国のあり方を議論し、闘っていた時代は今の日本とはまるで違うエネルギーがあり、閉塞感漂う今を生きる者にとっては羨ましくも感じられる。その中で、右翼とか左翼とか関係なく、立ち上がった若者たちと三島由紀夫のように本気で命を懸けてまでも国を変えたいと思う心には突き動かされました。

彼が死んだ後のバブル経済やバブルがはじけた後の失われた20年、そして未だアメリカに追随し続ける日本の姿を三島先生が見たら何とおっしゃるだろうか...

かく言う私も、既成概念を当たり前と信じて疑わず、自己中な社会に安住しているんじゃないかと反省。
三島先生は亡くなられたけれど、今もメッセージを発してらっしゃる雰囲気に包まれた映画でした

公開初日で舞台挨拶があり、若松監督と俳優さんたちが映画上映後に登場されました。三島由紀夫役を演じた井浦新さんがとっても素敵でさらに感動
三島由紀夫の筋肉ムキムキのイメージと、モデル出身の井浦新さんのイメージとは違うなぁと思ってましたが、映画では美しさと純粋さが合い重なってピッタリのハマり役でした
監督&俳優さんたちのサイン入りの本もゲットしちゃいました

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