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〜子育て、読書、旅、音楽、いろいろ日々感じたメッセージを発信中〜

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「女のしあわせ♡」がなくなる日

この本を読んで改めて考えたこと、いわゆる女の幸せってやつはそもそも無い。
そう、無い!ってこと。

結婚したからといって、子供を産んだからといって、 保証されるものは何もない、だから自分で稼げる人間になりましょう、とこの本では書かれており、女の幸せには「自分の仕事、自分の収入、ドアに鍵のかかる部屋」が必要というイギリスの推理小説家の言葉が紹介されています。 ここまでならカツマー本と変わらない感じですが、この著者はワークライフバランスという言葉も嫌いで、"人生の中にどんな割合で仕事や家庭や、自分の夢や役割を詰め込んでいくかなんて、人それぞれ形は違うものだ。ときにはバランスが悪くて転びそうになったっていいんじゃないか"とおっしゃっています。仕事も家庭も社会でもすべて上手くいってそうな一握りの人たち(実際その人たちもどこかで苦しんでる)がクローズアップされ、自分は何で上手くいかないのかと悩む女性が多い。そもそも無いはずの架空の”女のしあわせ♡"に操られてしまってるので、時代のどこかで作られたその”思い込み”から自由になることが幸せになるヒントだと書かれています。

何もかもうまくいかなくて結構。どっかが必ず上手くいってないから生きていられるのだと思います。たまには自分を褒めてあげよう。一日、また一日無事に過ごせることが何よりもの幸せだと感じます。
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ジェントルマン

読み終えたばかりでまだ衝撃から抜け出せない状態で、何を書いていいのやらわからないくらい久々ガツーンと頭打たれる作品だった山田詠美さん著”ジェントルマン”美貌と優しさを兼ね備え女子にはモテモテで非の付けどころがない完璧な”ジェントルマン(紳士)”と、その彼の犯罪者としての裏の顔に魅了されてしまい一途に愛する主人公のストーリーです。主人公はウリ専(男性に体を売る男娼)をやっていた同性愛者。ジェントルマンの性癖や壊れた人格が恐ろしく憎たらしい。それを一途に守りぬこうとする主人公の切なさが皮肉なことに美しい。始まりと終わりの繋がりも圧巻です

人々の描写が巧みで著者の人間観察力の凄さも感じました。想像力を掻き立てられ、ストーリーの世界に引きずり込まれ、いつしか読むことに没頭してそのことが頭から離れなくなるくらいの力を持つ作品でした
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目黒のイスラエル料理店

今日は以前から気になっていた目黒にあるイスラエル料理店”ピンクカミラ”に行きました

お店はお客さんで賑わっていて満席状態。イスラエルのお酒もたくさん

私はイスラエルで有名なミントとレモンをシェイクしたノンアルコールのレモンナナソーダをいただきました。さっぱりしたお味

前菜のディップセットは3種類の味が楽しめてどれも美味しいです

ハルミサラダはチーズと胡桃の相性がGOOD

チキンシュニッエルはソースをつけて食べると最高です

イスラエル料理と言えばファラフェル

とても楽しい一時でした。また行きたいです

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文明の子

爆笑問題の太田光さんの新刊”文明の子”前作”マボロシの鳥”がかなり面白かったので、今回も急いで買いました前作に比べるとギャグが減った感はありますが、時事ネタも所々でパロディー化されていて思わず吹き出しそうになる場面がありました短編集ですが、短編同士の繋がりもあり、一つの長編を読み終えた気分に子供の空想の世界に連れていかれる感じで、童心に帰らせてくれる作品読んでると自然とピュアな気持ちが伝わってきました

今後も太田さんにはたくさんの作品を書いていただきたいです
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映画『デビルズ・ダブル』

イラクの独裁者サダム・フセインの息子ウダイ・フセインの影武者の手記を映画化した作品”デビルズ・ダブル”を観ましたウダイが買う女たちや成金っぽい生活が非常にチープな感じで”ロイヤルファミリーがこんな安っぽくないでしょう”とツッコミ所満載でしたが、ストーリーが進むにつれて予想以上の展開となり、実話にしてはビックリなラストでした

最初はウダイの完全身勝手な振る舞いに腹が立ちましたが、彼を狂わせた背景を考えると彼もまた被害者の一人であり、同情心へと変わりちょっと可哀想。。映画ではフセイン政権のめちゃくちゃぶりが描かれていて、崩壊して当然のように思えますが、フセイン政権が崩壊した今もなお戦争状態で長年苦しめられ続けている人々を思うとその苦しみの報いが一日も早く訪れることを願う限りです。
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切れた鎖

芥川賞を受賞された田中慎弥さん。会見で好き放題言っているように見えるけど謙虚で且つ、”友達はいません!”と言い切るあたりに興味をそそられ、彼の著書『切れた鎖』を読みました。
非常に読みにくく、理解に苦しみました。収録されている『蛹』は感情を持つカブトムシの蛹のお話。じみ〜なストーリーながらも蛹の繊細さに心打たれ、『不意の償い』では罪悪感に悩まされる主人公のが妄想の世界に引き込まれ、わけがわからないながらも一気に読み終えてしまいました。

最近はストーリー展開で魅せる”わかりやすい”作品が多いように思いますが、この本はそうではなく、想像力を掻き立てられる作品でした。
芥川賞を受賞された『共喰い』も読んでみようと思います。
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旅行写真☆メキシコ料理編

メキシコ&キューバ旅行写真シリーズ最終回はメキシコ料理で締めたいと思います

まずはやっぱりタコス!メキシコ旅行中このトルティーヤ(とうもろこしで作った薄焼きパン)を幾度食べたことか

トマトをベースにしたスープ。メキシコ料理はピリ辛が多い

そしてこれは激辛

豚のロース焼き

パスタはボリュームたっぷり

メキシコシティを代表する有名店”カフェ・デ・タクバ”。ディエゴ・リベラとフリーダ・カーロがここで結婚披露宴を開いたそうで、お料理も手頃で美味しかったです

アボガドが入って爽やかなスープ”カルド・トラルペーニョ”。

豚のロース肉をトマトや唐辛子のサルサで煮込んだ”チュレータ・デ・セルド”

メキシコビール”ビクトリア”はさっぱりしたお味

デザートはフルーツの甘みがたっぷり

カンクンはシーフードが美味しかったです

メキシコと言えばテキーラ

中南米でおなじみの魚介類のマリネ”セビチェ”

魚も新鮮

庶民の料理。トルティーヤにチーズやサワークリームが付いて絶妙な味わい。
これはかなり気に入りました

ヘルシー志向のお店で食べた玄米&白身魚

これは何と豆腐ピラフです。豆腐は何故かちょっと酸っぱかった

青汁ジュース

パフェ。その名もカリブ フェスティバル

カンクンのダウンタウンで人気の炭火焼きレストラン”ラパリージャ”

メキシコで一番気に入った黒ビール”ドス・エキス”

メキシコはホント手軽に安く美味しいものが食べれたので、日本に帰ってからも恋しくぜひ自宅で作ってみたいと思います
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阪神大震災から17年。

阪神大震災から17年目を迎えた今日、一冊の本を紹介したいと思います。貧困、医療、戦争などをテーマに海外ルポを書かれている石井光太さんが東日本大震災で被災地へ行き、被災地に暮らす人々が隣人たちの遺体を発見し、運び、調べ、身を背負って生きていこうとする人間の姿が描かれている”遺体”という本です。生々しい遺体処理や人々の激しい感情を想像するも、正直、自分の生きている生活とあまりにもかけ離れているが故、現実に起きたことと受け止めきれていない自分がいます。阪神大震災の時も東日本大震災の時も激しい揺れを経験したものの、自分はまだ傍観者にすぎない。しかしそこで起きた悲劇は自らに課せられた教訓であり、同じ十字架を背負って生きているのだと感じさせられます。 いつか傍観者ではなく被災者となる日が来るまでにどう生きたいか、被災者、犠牲者となった時自分はどう振舞うべきなのか、考える上で参考になる本でした。

阪神大震災も東日本大震災も心に刻まれたままで消化しきれていませんが、これからも忘れることなく向き合っていきたいと思います。
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カンクン旅行写真☆

カリブ海とラグーンに挟まれた長い洲がリゾートとして開発されたカンクン
澄み渡る空とエメラルド色の海にフワフワで優しい砂浜が気持ちいい

マヤの遺跡”チチェン・イツァー”。訪れた時、ちょうど雲の下から虹が見えて感動

太陽の傾きに寄って変化する影により動いて見える蛇。造る前にこんなことを考えてたなんてスゴい!と思う仕掛けが不思議

ユカタン半島にはマヤ族の方たちも多く見られました。マヤ族の方たちは目が澄んでるのが印象的でした

マヤの人たちのお家。原始的な生活を営まれている様子。

密林の中にあるセノテ。マヤの人たちはかつて干ばつや疫病が流行するとセノテに生け贄や財宝を投げ入れたとされています。光が差し込んで綺麗。神秘的ではあるものの、どこか不気味な雰囲気も漂ってました

黄色いフェリーに乗ってカンクン沖の全長8kmの小さな島”イスラ・ムヘーレス”へ

島の町並みは田舎っぽい長閑さがありました

小さな教会

お墓はお墓と思えないカラフルさで可愛い

カンクンへ戻る際、フェリーから眺める空がとても綺麗

カンクンのダウンタウン近くにある闘牛場は闘牛が開催されておらず残念

ダウンタウンは寂れててグッタリ

年末のカウントダウンはカンクンの中心地へ繰り出しました

2012年になった瞬間、花火が上がり、クラブでは紙吹雪が舞い大盛り上がり

お祝いムード

カンクンに降り立った当初、リゾート慣れしていない私は戸惑うこともありましたが、ダイビングやスノーケリングで海の世界に触れ、浄化作用がある海の力に心底癒されました。また、陸の世界しか知らない自分の小ささを感じました。自分が知ってることばかりの世界から知らないことだらけに曝されるギャップから、自分の存在のちっぽけさを感じさせられます。これからも知らない世界を探求していきたいと思います
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メキシコシティ旅行写真☆

スペインの影響を受けたコロニアルの町並みとカラフルな壁画のアートと独特なB級らしさをミックスさせた刺激的な街、メキシコシティ。今日はそんなメキシコシティの旅行写真をご紹介したいと思います

まずは中心広場のソカロ

広場で売られている写真もクラッシックでオシャレな感じ

趣がある石材で建造された教会

厳かな空気に包まれます

メキシコの教会で面白いのは脇に人形が飾られていること

アダムとイブのイブ役が何故かバービーちゃん!?

広場では先住民族の踊りが披露されてました

ラテンらしい壁画

国立宮殿の中にあるディエゴ・リベラの壁画

ディエゴ・リベラ壁画館では晩年の傑作「アラメダ公園の日曜の午後の夢」が保存されていました

ディエゴ・リベラと奥様のフリーダ・カーロの家

中は撮影禁止なので外観しかお見せできず残念ですがフリーダのとても愛嬌あふれるセンスに感銘を受けました

メキシコシティにはちょうどクリスマスで移動遊園地が来ていて夜は大盛り上がり

顔にペイントしてもらった子供たち

競馬も人形ですが盛り上がってます

プリン売りの女子

揚げパンのスゴい数!

子供も楽しそう

道端で音楽が鳴り、踊る人々に和まされます

マヤ、アステカ、テオティワカンなどの遺跡が展示してある国立人類学博物館
入口から面白いオブジェが(笑)

大地の女神であり、死の神であり、ほかの神々を生んだ母なる神「コアトリクエ」
不気味な像ですがキモカワイイですね

生け贄の心臓をのせたとされる神の使者チャック・モールの石像

ケツァルコアトル神殿のレプリカ

メキシコ古代文明の母ともいわれるオルメカ文明の部屋ではオルメカの巨大人頭像が!

いがぐり坊主みたいでカワイイ

メキシコ壁画運動の一翼を担ったホルヘ・ゴンサレス・カマレナの壁画。女子力って感じですね

街から1時間ほどバスに乗り、ラテンアメリカ最大の都市遺跡”テオティワカン”へ。
バスから見える山に密集して建つ集合住宅。小山が全部家で埋まってました。

街を少し離れると、一気に盆地が広がる景色。メキシコならではのサボテンも

そしてピラミッド!

登るのは大変。。でも登った後の景色を見ると達成感を感じます

メキシコシティは伝統ある町並みにアートあり、遺跡あり、B級文化あり、となかなかこれだけの要素を併せ持つ都市も珍しいのではないかと思うほど盛りだくさんな街でした

最後はラテンアメリカタワーから眺めた夜景を。
真珠のように光輝く姿に魅せられたメキシコシティ、愛してます

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