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ギリシア神話を知っていますか

以前から何度かブログでも紹介させていただいている阿刀田高さん著の”〜を知っていますか”シリーズ!
今回ギリシャに行くことから”ギリシア神話を知っていますか”を読みました

ギリシア神話では神様が嫉妬したり、身内の女を寝取ったり、、人間くさくて(神様なのに!)おもしろい
私たちの抱く神様のイメージとはほど遠いですが、ギリシアの歴史や当時の人々の考え方が垣間みれます。興味深かったのは心理学用語との結びつき。様々な種類のコンプレックスの名前の由来がギリシャ神話に現れる神様たち。その頃からそういう感情があったんだぁと心理傾向が今も昔も変わらない点に関心を抱きました

マラソンやアキレス腱から恋のキューピットまで、古代ギリシャの影響が地球の反対側にある日本の今の生活にも残っているなんて時の流れや地球の繋がりを感じますね
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ウーマノミクス(女性経済)

1999年に発表された”ウーマノミクス”というレポートが反響を呼んだゴールドマンサックス証券のKathy Matsuiさんのプレゼンテーション↓
http://www.tedxtokyo.com/tedxtokyo-2011-enter-the-unknown/program/kathy-matsui/

”ウーマン”+”エコノミクス”を合わせた造語である”ウーマノミクス”とは、女性の活用によって日本が直面している少子高齢化を軽減し、日本経済、潜在成長力を押し上げる効果があるというものです。

女性の活用というと、女性のためと思われがちですが、それが男性、女性にかかわらず日本全体を活性化させるために必要とされていることがこちらのレポートでもよくわかります。つまり、女性の活用は長期投資になるとのこと↓

今の日本の政治、経済を見ていると”将来日本、大丈夫かな。。”と不安にもなりますが、俯いててもしょうがない。今自分にできることを頑張ろうという励みになるメッセージでした


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トーキョー・ストレンジャー

姜 尚中さんが、東京のいろんな場所に行ってその土地の文化や歴史、社会を語る連載をまとめた”トーキョー・ストレンジャー”。大阪の片田舎から上京した私もまた東京にとってストレンジャー(よそ者)であるが故に共感する部分がたくさんありました。

印象に残ったのは、秋葉原をテーマに”砂粒化する個人”について書かれていた箇所。姜さんは本書の中で「便利」という名のもとに他者とのコミュニケーションは削られて、社会が「動物化」し、それが豊かさであるという逆説的な現象が起きていると述べられています。流砂のようにお互いを結びつける絆をなくし、アトム化(原子化)していると。。

確かに最近1人でも何となく寂しくないように過ごせるようなものが新興し、”おひとりさま”という言葉も定着して人権を獲得してきた昨今。1人でも生きやすくなってきた社会はラクかもしれないけれど、健全な姿だとは思い難い。姜さんが最後に締めくくられている通り、人間は他者とのかかわりの中でしか生きていけないと思うし、リアルな人間とのつながりが大事だと思います。SNSやTwitterなどで簡単に不特定多数の人たちとつながれる世の中になってきたけれど、少人数とでも濃い付き合いの中で真剣に向き合うことの方が価値あるものだと考える今日この頃。ゆるい付き合いではそれ相応のものしか得られないし、深く付き合うことは痛手を伴うものだけど、その分成長や気づきを与えてくれるから・・・

震災によってそんなアトム化現象に歯止めがかかるかと思ったけれど、まだその先行きは見えないままです。


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映画 127時間

登山家のアーロン・ラルストンの自伝『奇跡の6日間』を映画化した”127時間”を観ました
岩に挟まれてる状態のシーンがほとんどですが、それがちっともつまらなくならないトレインスポッティングやスラムドッグ$ミリオネアと同様ダニー・ボイル監督らしいスタイリッシュな映像とノリのいい音楽で盛り上がり、ラストまでドキドキするおもしろさ自分だったらあきらめてしまうだろうな、と思いつつも主人公の生命力に感動しました

旅は危険も伴うので、無理しちゃいけないという戒めも感じました死を目前にして大切なものに気づいてもたいていは遅すぎる。こんな風にちょっとした冒険から命を落としている人がたくさんいるのだろうなと考えさせられました

カッコイイ映画なのでぜひオススメしたいです

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一生働いていくために

最近会社ではダイバーシティ(人種、性別、年齢、信仰などにこだわらずに多様な人材を生かし、最大限の能力を発揮させようというという考え)に力を入れており、女性の活用に動き出していて、今日は立ち上がったばかりのfemale networkという集まりに参加しました。
女性の管理職の割合が世界に比べて格段に少ない日本。特に金融業界は男社会。
おかしくない!?と疑問を抱きつつも、気づけば何となくしょうがないという諦めモードになっている。。しかし士気の高い女性たちと集まると、自らがロールモデルとなってその社会を変えていかなければ!という使命感が湧いてきます。

男性の意識を変えていく事ももちろん大事ですが、女性の意識も改革が必要だな、と感じます。仕事はストレスを感じることもあるし、家庭との両立は容易いものではないけれど、何より仕事は精神的な安定を与えてくれるものだと思います。将来何が起こるかわからない世の中で、精神的、経済的に自立していることは一番大事だし、そのためにも自分で稼げるということがいかに大事か。生活の中で、仕事、恋愛、趣味、さまざまなものに分散しておくこともいざと言う時に自分の助けになる、ってことを学んできてつくづく感じる仕事の大切さ。これからの時代収入源は複数あった方が安心だし、私はライフスタイルが変化しても働き続けたいと思います。

その為には一生を通じてできるスキルを身につけ、早い段階でステップアップしていかなければいけないし、女性が普通に当たり前に働いていける社会を作らなければいけない。
female networkは立ち上がったばかりで今後の活動はまだこれから決めていくところですが、将来の自分のためにも、後世のためにも、貢献できる様に頑張りたいと思います。
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世界報道写真展 2011

東京都写真美術館で開催中の世界報道写真展に行ってきました。

今年も言葉では表現できない衝撃的な写真の数々。今回はハイチ地震、パキスタンの洪水、チベットの地震、インドネシアの火山爆発など自然災害の写真が多く見られました。
普段日本で生活しているとあまり聞こえてこないようなニュースの写真もたくさんあり、知らないところでいろんな事が起きていることを知らされます。一瞬を捉えた写真が語るものは大きいですね。

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アラブチャリティバザー

オマーン大使館で行なわれたアラブチャリティーバザー。交通規制がされてるほどのたくさんの人だかりで賑わってました

ヒジャブやアバーヤなどの装飾品から食品までアラブ諸国のブースで販売されてました。

中東料理の屋台も。おじさんが入れるミントティーが美味しかったです

身体に入れる飾り、ヘナも大人気!ヘナはインドや中東で結婚式などに女性がオシャレの一部として体に入れるファイクタトゥー。ヘナは天然ハーブなので香りもいい
皮膚にチョコレートで絵を描いてもらう感じで楽しかったです

出来上がり☆持ちは1週間くらい。

いろんなアラブの文化を楽しめた時間でした
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空港朝食会 at Virgin Atlantic Loungeカフェ

今日はヴァルカナイズ・ロンドンのジ・オーガニック・カフェが期間限定で開催中のVirgin Atlantic Loungeにて空港朝食会

ヴァージンアトランティック航空のラウンジを模した感じで店内もオシャレ

ヴァージンのオリジナルグッズも

ヴァージンのスッチー姿のバービーちゃんも可愛い

ヴァージンのロゴ入りカップケーキも美味しかったです

ヴァージンのブランド戦略を見習いたい

8/30まで開催中なので気になる方はどうぞ↓
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映画 ブラック・スワン

ナタリー・ポートマン演じる主人公は清純派の白鳥は完璧に踊れるものの官能的な黒鳥になりきれない優等生 主役を奪われる恐怖と葛藤に苦しみながらも自分を解き放ち、成長していく様子は爽快ですが、狂気に満ちてる恐ろしさにゾクゾクする映画でした表現者としては時としてBAD GIRLとなり、犠牲を払って一皮向けていくことが大事
その凛々しさと儚さが美しく描かれていました

ナタリー・ポートマンの演技は素晴らしく、音楽とバレエで盛り上がるラストシーンは鳥肌が立つ感動脇役のウィノナ・ライダーもハマり役でした

最初から最後まで見入ってしまうストーリー。みなさまにもオススメです




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六条御息所 源氏がたり

源氏物語に出てくる光源氏を想いすぎて生霊となった誇り高き貴婦人、六条御息所を語り手として書かれた林真理子さん著”六条御息所 源氏がたり”。源氏物語のドロドロとした面白い部分が抽出されている傑作です

嫉妬に半ば狂乱した六条御息所は、光源氏を愛しているというより執着心から自分の首を自分で締めている地獄を彷徨う魂。そんなプライドさっさと捨ててしまえばいいのに!と思うものの、手に入らないが故に追い求めてしまう自分に苦しむ人は現代にも多く見られるような。。自分にとっての幸せを考えて時として捨てる勇気を持つことが大事ですね

次から次へと女性を取っ替え引っ替え弄ぶ光源氏には飽きれてしまいます。しかし読み進めるとそれが亡き母への満たされない想いが故の病だとわかり見えてて哀れたくさんの女性を傷つけている光源氏もまた傷だらけで孤独満たされない思いを必死に埋めようともがき苦しみ、相手を陥れてしまう定めを受けて生まれた光源氏は美しくとも虚しい

時代は変われども人々が持つ感情は似たようなものですね。
ただ現代から見て羨ましく感じるのは歌を送る習慣。今だとメールや140文字のつぶやきでしょうが、歌の方が知的でロマンチック

また続きも読みたいと想います
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