本日、大阪での勤務を終え、来週からまた東京に戻ることになりました。東京オフィスが自宅待機や休日でクローズしている時も大阪オフィスはフル稼働でカバーしていたにもかかわらず、新聞などでは"避難"してきた外資系企業として取り上げられ、一時はやるせない気持ちにもなりました。でも真実は神のみぞ知る。他人にどう思われようともう別に構わなくなりました。
東京、大阪、外国人の間ではこの状況の受け止め方や温度差も異なる中、いろんな葛藤に悩まされた10日間でもありました。
東京に戻ることについては、大阪の側から見ると、何故余震、停電や放射能の問題が何故東京に帰るのかと心配されますが、人生なるようにしかならない、どこにいてもリスクは存在し、確率論に流されて怯えた生活を送るくらいなら運命に身を委ね、終わりが来るその日まで幸せでいた方が良いという思いです。
被害があまりにも大きくて過去の出来事となるまでにどれだけの時間がかかるかもわかりませんが、いつの日か孫の世代に"あの時があったから今の日本があるのだと思ってもらえるようにしたいです。