ビザンツ帝国やオスマン朝時代の歴史的建造物がそのまま残るイスタンブール。色鮮やかな美しい海を隔ててアジアとヨーロッパを繋ぐ地形は恵まれた街だと感じます。話しかけてくる人たちはみんな怪しいと警戒していると、ただ素直に本当に助けてくれる優しい方々がたくさんいて、日々、東京での生活に心の余裕を失ってたことを感じさせられました。
巨大市場であるグランドバザールは、4000店ものお店がひっきりなしに連なっていて、どのお店もユニークで見てるだけでも楽しいです。店員さんたちがあの手この手で"うちの店おいで〜"と注意を引こうとするのがスゴい。日本人だと舐められるので国籍を聞かれると中国人や台湾人と言ったり、日本語で話しかけられても反応しないようにしていたものの、"バザールでござーる"とか春日のネタで"トゥース"とかされると思わずウケてしまいました(笑)
価格がついてないものが多く、値切ってナンボの世界。いくら?と聞いて、納得いかなかったら交渉開始です。最初の提示価格より半額までいくこともあり、改めてモノの値段ってそのモノの値段ではなく、両者が取引に同意して決まるものなんだなと思いました。
新市街地にあるイスティクラール通りは歩行者天国でオシャレなお店が集まる若者のスポットです。ちょっと路地に入ると闇市が広がっていておもしろい。長閑なショッピングエリアですが突如デモ行進と警察隊が現れたり、いろんな意味で賑やかでした。
ヨーロッパサイドから水上バスに10分ほど乗るとアジアサイドにたどり着きます。アジアサイドは観光客が少ないリアルなトルコ人の生活感が感じられるエリアです。アメ横みたいな市場があって庶民的なお店を見るのも楽しかったです。
イスタンブールは街全体とても活力が感じられ、ガツガツしてないけどエネルギー溢れる魅力的な街です。この街に出会えたことに心から感謝しつつ、明日はカイロに飛びます♪