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〜子育て、読書、旅、音楽、いろいろ日々感じたメッセージを発信中〜

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マニフェスト朝食会@永田町

サッカー熱が高まり、相撲スキャンダルが世間を賑わしている今日この頃。参院選まで2週間を切っているにもかかわらず、政治については冷めたムードが漂っているのは気のせいでしょうか
わからないからと言って投票もせず、後で不満だけ言うパターンだけは避けたいので選挙は行こうと決めているものの、まだ無党派層のままたかが1票、されど1票。後で、”何であんな政党に投票したんだろう!”と後悔したくないと思うとさらに悩んでしまいます

そんな中、ちょうどいいタイミングで参加させていただいたのが、今朝、永田町にて行なわれたマニフェストを読む朝食会アウトプットする場に参加することで、自分がいかに政治についてわかってないか、ということを痛感
でも各党のマニフェストを見比べることで、どういう層をターゲットとして書かれているか、それぞれのキャッチコピーや写真などから広告としての個性が見えて面白かったです

マニフェスト!というと、堅苦しいイメージがありますが、”それって言い方変えてるだけで他と一緒やん!”とか、”聞こえはいいけど、非現実的過ぎませんか!?”など、ツッコミどころ満載でなかなかおもしろいです

最近はマニフェストをネットで見ることもでき、読むのが大変!という方にはマニフェストマッチや早見表などもあります↓

参加できるところから参加して、少しずつでも変えていけたらいいな、と思います
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狂人失格

昨日は著者の中村うさぎさんをお招きして行なわれたこちら、”狂人失格”についての読書会。本はめちゃくちゃおもしろいのですが、自分の見たくない部分と向き合わざるを得ない心境にもなり、読みながら、ズキズキ、時折、グサッとくる内容でした。

うさぎさんがまず、”ネットキティ”と呼ばれるネット上の狂人について書かれたきっかけからお話されました。正常と狂気の分け方ってどうなのか、どこからどこまでが”正常”でどこからが”狂気”なのか、そのグレーゾーンに迫るため近寄られたのが本書にでてくる”優花ひらり”さん。交流のなか、うさぎさんが気づかれた優花さんとの決定的な違いは自意識の持ち方。客観性を持つうさぎさんと、客観性を全く持たない優花さん。客観性を持つことが果たして幸せなのか?と、うさぎさんは問う。

アダムとイブは知恵の実を食べたことにより、客観性を持ち、エデンの園を追放され、不幸になってしまったのと同じく、人間も子供の頃はエデンの園に住んでいるけど、成長し、自我に目覚め、思春期を過ぎ、大人になるにつれて知恵の実が意識に浸透し、他人の目を気にしながら生きていくことになる。うさぎさん愚鈍である幸福と明晰である不幸を選ぶなら、明晰である不幸を選ぶとおっしゃってました。自分を映し出す鏡に囲まれて生きる今は幸せでないけど、客観性を1度持ってしまうとまたエデンの園には戻る気にはなれないと。

うさぎさんは、何が幸せなのか?と考えると、”自分が幸せと思うならそれが幸せなんだよ。”という意見が出てくるけど、それは欺瞞じゃないか、とおっしゃってました。

私もエデンの園に行きたいか、と考えると、行きたくないし、行けない。でも自分自身を鏡で囲み過ぎると身動きが取れなくなるし、ある程度、この本に登場する優花さん的な要素もあった方が生きやすい気がします。明晰さ70%、愚鈍さ30%くらいのバランスで。

優花さんもたまたまこの時代、この国に生まれたが故、狂人扱いされてますが、時や場所が変わればアイドル扱いされるかもしれない。一番醜いのは劣っている人を見て優越感に浸る人の心。その根源はその人のコンプレックスであり、私も含め、皆、コンプレックスを心に抱いている。ということも考えさせられました。

うさぎさんは過激な言葉を使われるからか、そのイメージを持たれがちですが、とても謙虚に自己分析し、頭脳明晰で、どんな質問にも真摯に答えられる姿が印象的なとても素敵な方でした。

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ダライ・ラマ法王来日講演

ダライ・ラマ法王が生で見れる!!と、飛びついて講演会に行って参りました。
まず、会場に到着して人の多さにビックリ年齢、国籍、身なり、様々、僧侶からギャル&サーファー風のカップルまで、幅広いジャンルの人たちが集まっていて、ダライ・ラマ法王の影響力の大きさを感じました。韓国からのオバ様集団はダライ・ラマ法王の似顔絵と、I♡Dalai Lamaと書かれたTシャツを来てらっしゃって、アイドルを追いかけるテンション。”ヨン様じゃないですよ〜”とツッコみたくなりました。

ダライ・ラマ様、ご本人は・・と言うと、いつものコスチュームにサンバイザー姿で、とてもカワイイおじいちゃんという感じ。(純粋な支持者の方々には申し訳ないですが。。)お目にかかるまでは仏様的なイメージでしたが、実際は、時折、あくびをされたり、鼻をかかれたり、笑みを浮かばれたり、、(当たり前ですが)一人の生身の人間なんだ〜と親近感が湧きました。

法話でお話された内容は、みんな幸せになりたいと思っていて、苦しみを望んでいるのではない。なぜ苦しみを生み出すのか?というと、それは無知や無明からくるもの。まず、すべての事象は他に依存して存在するものだということを理解することが大事。苦しみにも、幸せにも原因がある。すべてのものは自分の心がつくりだしたもの。とのことでした。

講演会は、幸せとは?という内容でお話されました。21世紀は人々が、物質的な幸せには満たされないことがあると皆気づいてきて、精神的なものについて考えるようになってきた。幸せとは”愛・思いやり”であり、お金で買えるものではない。みんな1人1人、母親から生まれてきた存在であり、何かしらの役割を演じている。愛情を高めていくことの大切さを訴えられてました。

お話を聞いた率直な感想は、”ふん、ふん、ごもっともです。”と思い、頭では理解できるものの、腹落ちはせず、、という感じでした。お伺いした内容が体の隅まで浸透するまでにはまだまだ数十年かかりそうです。
自分の身に起こる事柄一つ一つを修行と捉え、愛&思いやりの力で乗り越えていくことで悟りを開き、最終的にはダライ・ラマ法王の境地に辿り着くのかもしれませんね
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旅に出ます

”もはや海外旅行は古い。”という意見や、最近、海外に行く若者が減っているというニュースを耳にします。ネットが普及したことでわざわざお金使って遠出をしなくても”行った気”になれるからだとか・・・

確かに明治時代とか命を懸けて海外に行っていた頃とは時代が変わって、グローバル化が進み、海外の情報に簡単にアクセスできるし、気軽にどこへでも行けるようになりましたネットのお陰で旅行代理店を通さずに個人で好きな様にアレンジできて、旅のスタイルも変わったと思います。グーグルマップのストリートビューでは、海外の細かい場所を歩いているかのように見ることができる時代
でも情報で入る分と、実際現地に行って全身全霊でその場所を感じるのとは全くスケールが違うのです

たった1週間程度のために高い飛行機代払うなんて割に合わない、その分を他に回せる、という意見もありますが、旅先で得たもの、受けた影響によって人生も変わってくることを考えるとお金で測れない価値があると私は思います

そんなこんなで自分と対極の考えに触れたことで、旅に出なければ!モードに入りました
最初ヨーロッパで探してた所、フライトを調べているとトルコ経由に空きを発見最初、トルコ??という感じでしたが首都イスタンブールを見ているうちに、ヨーロッパよりトルコの魅力に惹かれましたいろいろ迷った末、トルコ&エジプトに決定

これからいろいろ歴史など勉強して旅の準備をしたいと思います。その準備の過程がまた楽しいですね〜


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ヴィジュアル本☆読書会

”本は見た目が9割”という主催者さんのキャッチーなフレーズに惹かれて参加した本日のヴィジュアル本読書会今回は内容より感性や右脳を刺激するカバーやイラスト、写真などを重視してプレゼンしましょーという企画なので、いつもと違った角度から紙の”本”というものに向き合うことができました

参加者みなさん”ヴィジュアル本”に対する捉え方も様々で面白かったです
個人的にツボにハマったのが雑誌”ムー”。こんな雑誌があるなんて!!しかも月刊誌とは・・・雑誌は奥深いですね〜↓

私が紹介させていただいたのは上記、蜷川実花さんのポートレイト写真&エッセイ&対談特集。写真をパラパラ見ているだけでテンションアップ本の中で蜷川さんが”素敵なことっていっぱいあって、どんなところにもいくらだって幸せなことってあって、それを見つけられるか見つけられないかだけのことじゃない?”とおっしゃってる通り、見ていると日常の見え方もキラキラしてくる本なのです(男子とっては色濃すぎ!って感じの様子でしたが。。

ラスト、主催者さんがご紹介下さったのは”地球の歩き方”(正しくは→”地球の迷い方”らしい。。)南アフリカ編。地球の歩き方は内容としては死んでいるけどヴィジュアルとしては輝いている、というくだりはサイコーでした

読書会では日々の生活で出会えないような本や人との出会いがあり、いつも新たな発見があって楽しい

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ラテに感謝!

マイケル・ゲイツ・ギル

先日読書会で紹介いただいた”ラテに感謝!”を読みました。
エリート街道を歩んできた60歳過ぎた著者が解雇され、転落して藁をもすがる想いでスターバックスの店員として働き始め、人生が変わっていった本当の物語。そう聞いただけでも、何となくストーリーが想像できますが、実際に読んでみると謙虚な気持ちなり、人の幸せって・・・と考えさせられました。

多様性をうたっているアメリカですが、実際には人種差別や階級社会があからさまである様子も垣間見えます。著者がとってもイヤなタイプの人間だったことも包み隠さず書かれている正直な気持ちが心に響きました。

他人から羨ましがられるような人生を送っていても実は本人は不幸だったり、他人から可哀想と思われる状況でも本人的にはハッピーだったり、、本当に人の幸せはその人自身の世界の見方であり、心の持ち方だということをストーリー全体から感じました。著者は最後のあとがきで、”自分の心を信じることが、本当の幸せをつかむ唯一の方法だと知った。”と書かれています。

トム・ハンクスさん主演で映画化も決まっているそうで、とても楽しみです!
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Alejandro

CNNのLarry King Live25周年記念週間のゲストは、オバマ大統領、ビルゲイツ&パパ、NBAバスケのスターLeBron Jamesなどなど超豪華でした中でも一番おもしろかったのはやはりLady GAGA様奇抜なスタイルが特徴的なGAGAですが、インタビューでも、自分は完璧じゃないものに興味がある、とおっしゃってる通り、美しく見せようとか、世の中が求めているものに合わせよういう部分が全くなく、毎回”えー!?”って感じで思わず吹き出してしまう表現の仕方が魅力

GAGAにとってのアイコンは?と言う質問にダイアナ妃を挙げてらっしゃるのはちょっと意外でした。でも周囲に非難されようとも自らのスタイルを貫いてく生き方は共通しているのかな、と感じました

インタビューはこちらからどうぞ↓

続きはこちらから↓ ”ショービジネスに入ってなかったら何してたと思う?”の質問に、”死んでるわ。”とバッサリ。さすがです

新曲"Alejandro"のPVについては、ゲイコミュニティへの讃歌みたいなことを話してますが、実際観てみると”どこが?”って感じでオカッパ頭が印象的

カッコつけてたらできないようなことがカッコよくできるってカッコイイ



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人は意外に合理的

ティム ハーフォード

先日紹介させていただいた”予想通りに不合理”と真逆とも思えるタイトルの本、”人は意外に合理的”。”予想通りに不合理”では、人間がいかに不合理な行動をとっているか、について書かれていましたが、こちらの”人は意外に合理的”では、”いやいや、そうは言っても、不合理に見える行動も実はちゃんとそこにロジックがあるんだよ。”というレスポンス本みたいです。

じゃぁ一体、合理的なの?不合理なの??と頭こんがらがりそうですが、こちらの”人は意外に合理的”の本も、経済学を堅苦しく語った内容ではなく、デートやギャンブル、離婚や人種差別、犯罪などが著者によって”合理性”という観点から解き明かされていて、とてもおもしろかったです。

途中、”それってこじつけじゃない!?”と思う箇所もありましたが、そういう見方もあるのか、と納得する部分も。

印象に残ったのは、中毒も合理性に基づいているという意見。著者によると”タバコ、アルコール、スロットマシンなど、中毒性の高い商品を消費する人は、その習慣から得る喜びは苦痛よりも大きいと計算しているのである。(中略)中毒になる可能性があることを知ったうえで、合理的な意思決定をしてプレーしはじめていたのであり、この習慣をやめた場合に起こるであろう精神的な苦痛の高まりに絶えるよりもプレーしつづけるのだという合理的な意思決定をしていたのである。”とのこと。

また、SEX AND THE CITYのキャリーが何故マンハッタンに独身女性が余ってると言ってたのか、ということがロジックで語られている部分が興味深く、”それって東京にも当てはまるかも・・・”なんて考えてしまいました。
でも若い黒人男性の投獄率が高いことを挙げて、”刑務所に入っていない若い黒人男性はたいて、あえて結婚しないという形で、交渉上の強い地位を活用しているようなのだ。”という著者の意見には疑問です。。

訳が多少読みにくい本でしたが、日々の自分の行動についても、合理的or不合理?と考えさせられる内容でした。経済学もこういう観点から見るとおもしろく、その他の行動経済学の本も読んでみたいです

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世界報道写真展 2010

毎年この時期になると東京都写真美術館で行なわれる”世界報道写真展”。今年は特に強烈なメッセージを放っている作品が多く、鑑賞中に涙が込み上げてきたり、気分が悪くなったり、鳥肌がたったり、、とにかく濃かったです。

リアルな現地の様子を捕らえた写真からは、日々見聞きしているニュースがまた違った角度から見えて、いろんな感情が引き出されました。

一瞬を捕らえた写真だからこそ、見る者の想像力を掻き立て、その世界に引き込まれるのだと感じました。

一人で背負い込むには重すぎるテーマの写真がズラリと並んでて、目をそむけたくなる気持ちもありましたが、その現状を目の前にして、それを伝えようとシャッターを押したカメラマンがいて、その写真を見て、何かを感じている自分がいる、ということは確か。写真の力、カメラマンの熱意はスゴい。

まだまだ自分が知らない世界がたくさん!!

展示されている写真はこちらからご覧いただけます↓

が、ご興味のある方は写真展をオススメします↓迫力が全然違うので!


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囲碁の魅力

先日参加した朝食会で囲碁がおもしろいというお話をした所、雑誌の記者さんに興味を持っていただき、昨日、今日と取材を受ける中で、自分がなぜ囲碁やってるのか?ってことを考えさせられました

囲碁やってる、って言うと、”変わってるね〜”なんて言われることも。
そりゃ無理はない。自分も会社の同僚の方から同年代の人たちがやっているIGO AMIGOに出会うまで、囲碁といえば、おじいさんたちが難しそうな顔してやってるつまらないゲームという印象しかなかったから・・・

自分が囲碁にハマった一番の理由は自分の性格や課題が浮き彫りになって表れたことだと思います。いつも目先のことにとらわれて、周りが見えてない。イケイケ、ドンドンで攻撃的だけど守りに弱い。ツメが甘い。落とし穴に気づかない、などなど。。
囲碁は自分にとって物事を大局的に観るための思考の訓練かなと思います。囲碁に出会って変わったことは、”木を見て森を見ず”の状態から”森を見てから木を考える”ようになったこと。

囲碁をやると、こんなメリットがあります!ってことは一概に言えないな、と感じました。なぜなら、囲碁を通じて見えることってその人それぞれ違うから。それが囲碁の魅力であり、人に何かしら気づきを与えてくれるものだと思います

そんな囲碁の魅力が影響力のある雑誌というメディアを通じてみんなに伝わるといいな

今日は9路盤を卒業し、19路盤の実践をやっている囲碁同期仲間に触発され、私も19路盤デビューいたしました

勢いでチャレンジした19路盤でしたが、憧れの女流棋士、梅沢由香里先生にご指導いただけて感激。梅沢先生は打たれる手つきも超カッコイイーって感じでした

囲碁の後の飲み会では女流棋士、万波佳奈先生のバースデー祝いもあり、盛り上がって楽しかったです

仲間ができることも囲碁の魅力ですね



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