テレビ朝日で4年半続いていた番組”オーラの泉”が今日で最終回でした
最近は内容が同じようなことの繰り返しだなぁなんて思い、あまり観なくなってましたが、今日過去のVTRが流れているとその時々に観て感じてたことを思い出しました
幸せルンルンハッピーな時は、目に見えるものに満たされていて現世主体で物事を考えがちになりますが、何か困難にぶつかった時は、目に見えないものの存在を感じたり、いろいろ物事の捉え方を分析したり、哲学するきっかけとなるようです
ホント、人間って”楽”な時期にはすぐバカになってしまって、”もっともっと、、”と上ばっかり見てしまい、足下がぐらついて、”苦”がやってきてそれで初めて気づくことがたくさんあるな、と感じます
いろいろ経験していく中で、この”オーラの泉”でもヒントをたくさんいただきました
オーラとか、霊があるとかないとか、そういうことではなく、ものの見方や価値観を変えること、自分の価値観で生きることの大切さを学びました
こちらの美輪明宏さん著の”人生ノート”でも学んだことがたくさんあります
例えば、
”苦しいこと、不安なことが何か起きた際に、いつも心を動揺させないよう、平静を保つようにするとき、つまり気持ちを楽にさせる場合に、まず最初に口にするおまじないの言葉は、「えい、命まで持っていかれやしないんだから」という開き直りの言葉です。”ということが書かれていて、私も動揺して”どーしよー!!”とパニックになりそうな時はいつも”まぁ死にはせんやろ。”と心の中でつぶやくようにしています
また、
”こだわりは諸悪の根源”ということで執着心を捨てることが書かれています。他人と比べて自分はなんでこーなんだろう、と思った時は
「自分とは違う人間ですもの」とわり切る、「こだわらない、こだわらない」とおまじないの言葉を唄うようにすること。”何事によらず、悩みごとが生じたとき、それを解決するのは理知の力です。理に走れば角が立つなどということはありません。真の理であれば、心情もちゃんと計算するゆとりもあるはずですから。”と書かれていて”真の理”を観る力を養うことが大事だと考えさせられます。また、生きがいをわけておこう、ということで、
”家庭にも生きがいを感じ、趣味にも、女にも、副業にも色気を感じ、会社にも生きがいをと、エネルギーをじょうずに分散して生きていれば一つや二つの生きがいがなくなっても、他の生きがいがまだいくつか残っているから、十分、老後も若い頃と同じように生きていけるはずなのです。”と、御言葉は全く同感で、日頃から、人間関係においても、ライフスタイルにおいても、仕事だけ、恋愛だけ、家族だけ、1つの趣味だけ、という一極集中にならないように分散させておくように心がけています。不確実な日々を送る上でそれは自分にとってある種保険みたいな感じです
最後の”人生はプラス・マイナス・ゼロ”という章では、”想念”を清く美しいものにすることの大切さが書かれています。結局みんな最後死ぬ時は大事にしてる物も全部何も持っていけない、残るのは自分のこれまでの”行い”や”想念”なのだから、ちゃんと日々しっかり生きよ〜って気持ちになりますね