年齢を重ねる上で、どんどん美しくなっていく人とそうでない人の違いについては、日々、いろんな人と接する中で考えさせられることですが、自分をどれだけケアしているか、自分の体に意識を向けて大事に扱っているか、という所が大きい気がします
若い時は若さで何とかカバーできてるものも、年齢と共に内面が浮き出てきて見せかけだけではボロが出るし、カバーしようとすればするほど、外見と内面のバランスがおかしくて滑稽に見えてしまい、内面も外見もちゃんとメインテナンスされている人が年齢に関係なく輝やいてらっしゃるように感じられます
こちらの”世界一の美女になるダイエット”はそんな、”内面”に重点を置かれた内容でした
著者のエリカ・アンギャルさんはミスユニバースジャパンの公式栄養コンサルタントをされているので、多くの部分は食生活に関する提言をされています。白いもの(白米、白砂糖、精製された穀類)、トランス脂肪酸などが老化を早めることや、乳製品をあまりとらないこと、水の取り方、良質のオイルをとること等々は以前紹介させていただいた新谷弘実先生の”病気にならない生き方”に書かれていることと重複してましたが、医師である新谷先生とは違った立場から、今度は”美”という観点で提言されているのを聞くと、改めて考えさせられることもあり、緩んでた気持ちがリセットされていくようでした
書かれていることを厳しく全部やらないといけない!なんて思わず、スーパーで買い物に迷った時の判断基準みたいに頭の隅に入れておく程度でもだいぶ将来の自分を変えていけるように思います。特に女性は家庭でダンナさんや子供の食生活も担うことになる可能性が高いので、自分以外の人のためにも役立てる機会があるかもしれないのでそう考えると食に関する基本的な知識を得るモチベーションも上がります
エリカさんがおっしゃっていて印象に残ったのは
”食事は、ドラックのようにメンタルに影響し、よく効く薬にも、副作用をもたらす薬にもなりえるのです。いい精神状態を保つためにも、しっかり栄養を補給しましょう”、”食事は心の健康にも欠かせない”ということです。ハッピーな日々をおくる上で心も体も健康であることは不可欠なので、また少し”食”に対して意識を向けていきたいと思います。最後にはエリカさんオススメのレシピも載っているので、いくつかトライしてみたいです