上京して早3年8ヶ月、幾度となく通り、毎日の様に浅草橋を通勤で通過しているものの、”浅草”には行ったことがなく、一昨日TVで浅草を紹介されているのを観て、行きたいー!と思い、昨日は天気もいいので浅草観光に出かけました
駅の外に出ると人力車がたくさん走っていて、雷門の前には人だかりでいっぱい
仲見世通りはお祭りみたいに大変賑わっていて予想以上の活気にテンション高まりました
そこからさっそくお目当ての食べ歩きを開始しました
まず最初に焼き餅と串団子をゲットしてその場でパクリ
海苔で巻いた焼き餅もお団子も出来たてホヤホヤでとても美味しいです
街全体の雰囲気は古き良き時代の日本という感じで高い建物もなく、古風な情緒溢れる町並みなのですが、京都とはまた違う江戸の下町の感じが関西人の私にとってとても新鮮に映りました
浅草寺は改装工事中にも関わらず、初詣を思い出す程の人だかりでお賽銭を丁寧に入れるのが礼儀、と言えども前まで辿り着けず結局投げるしかない、みたいな感じですがお香の香りが漂い天井の絵も立派で威厳のあるお寺でした
そこから先へ歩くといつのまにかお寺から神社に踏み込んでいてビックリ
お寺と神社がこんなに密集しているのもめずらしいな、と感じました
出店が至る所にあってそこらじゅう誘惑だらけで次は揚げ饅頭(かぼちゃ)をいただきました
いろんな種類があるのですが、外はカリっとしてる中にお餅が入っていてその中にかぼちゃの餡が入っていてこれまた美味しかったです
”もつ煮”の通りではみんな外でパイプ椅子の上に座って昼間からビール飲んでくつろいでらっしゃるお店が立ち並んでいて、どのお店も空きがないくらいいっぱいで、よくビートたけしさんの本で朝から飲んだくれているオヤジ像が描かれているのを読んだことがあるのですが、きっとこんな感じなんだろうなーという気がしました[:ふぅ〜ん:]ホント”この人何やって生計立ててるんだろう??”と疑問を抱かずにはいられない人がたくさん歩いてておもしろいです
花やしきという小さな遊園地も超レトロな雰囲気で、その隣には競馬の馬券売り場があり、中を覗くとタバコの煙の中みんな新聞&ジャンバー&キャップというスタイルのオジ様たちで溢れていました
女性でも競馬やる人もいるそうなのですが、浅草の馬券売り場はそんな感じのオジ様たちが95%強の比率で知らない世界を目撃した気分になりました
そこからお好み焼きで有名な”染太郎”というお店に行きました。少しメイン通りとは外れていて少し歩くのですが、古いお家に帰ってきた感じで時代も昭和にタイムスリップした雰囲気で、いただいた梅の豚お好み焼きはとてもあっさりしていて、きのこの盛り合わせも鉄板ならではの味できのこに超感激
の涙が出る美味しさで、締めに食べたお染め焼きはソバや卵も入ってボリュームあり大満足の一品でした
やはり関西人の私はソウルフードであるお好み焼きの美味しいのが食べれるとパワーアップします
有名人のサインや古ーい写真や絵も飾られていて博物館っぽいお家の雰囲気がとても気に入りました
http://www.sometaro.com/
浅草駅からは水上バスに乗り隅田川を下って行きました
たくさんの橋の下をくぐり、周りには築地の港やお台場のレインボーブリッジや東京タワーも見えてすっかりお上りさん的な観光を楽しみました
水上バスは日が沈むラストの時間帯がオススメです。浅草の気取らない人情味溢れる下町の雰囲気は大阪と通ずる気がして地元に帰った開放感が得られました
http://www.suijobus.co.jp/