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不幸な国の幸福論

あまり大きな声では言えませんが(と言いつつ書いてますが。。)未だちょっとした壁にぶち当たると、自分なんて生きてる意味あるのかな、とか、この世から消えたところで何の変哲もなく日々は過ぎていくのではないかと暗〜く考えたりすることがあるのですが、そういう心情の時にこちらの本はジーンと響く一冊でした。

前半は、どうして日本では多くの人たちが生きにくさを感じたり、自ら命を断つ人が多いのかについて書かれています。後半はそんな中でどうやって幸せに生きていくかについて。所謂ポジティブシンキングでもなく、オカルトでもなく、長年の人生で戦争なども乗り越えてこられた著者だからこその言葉が詰まっていて人間の生命力というものを感じさせられました。

印象に残ったのは、第二次世界大戦中アウシュビッツで生き残ったユダヤ人のフランクルの”夜と霧”からの言葉。”人生はあなたに何かを期待している。生きていれば、未来に、あなたを待っている何かが必ずある”と。ついついあれもこれもと期待して叶わず失望することがあるけれど、実は期待されているのは自分の方であるという考え方。

また、最後に書かれていた人間の体内にある宇宙について。人間の体は星のかけら。短い断面で考えると一喜一憂してしまうことも、自分がこの宇宙に存在している奇跡を感じると、その辺のことはどうでもよく、もっとこの限りある生を大事にしたいという気持ちになります。

軌道に乗ってノリノリな時には謙虚な気持ちに、人生あきらめモードな時は勇気づけられるような内容の本でした
| 文学 | comments(4) | trackbacks(0) | posted by CO - -

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Comment









ライトさん、

有難うございます。

自殺者の数の多さについては本書でも触れられていて、自殺未遂者は既遂者の10倍は存在するということ、病院以外の場所で石に看取られず不慮の死を遂げると変死扱いになり、変死者の数は日本では自殺者数に含まれておらず、変死者数は年間14万〜15万人もいるそうです。

そう考えると健全な社会とはほど遠いですね。。でもだからと言って若い人たちも保守的にならず、一度きりの人生なのだから思いっきり輝いてほしいと願います☆
posted by CO | 2010/09/09 11:44 PM |
いい本の紹介文ありがとうございました。

周りをみると実感ないですけど、実は年間三万人も自殺している国なんですね。
今の自殺は、心の奥ではいいことがあれば生きていたい、その欲望の裏返しのような自殺が多いような気もします。

生きにくい世の中では、楽観的に保守的に生きた方が得なのでしょうか。最近の若い人もそのような傾向にあると思います。、
posted by ライト | 2010/09/09 7:23 PM |
成田さん、

有難うございます。

自らの哲学を構築することの重要性は私も強く感じます。まず経験や周りで起こっている出来事などについて深く考えること、悩むことも大事ですね☆
哲学するために生きているのかな、とさえ考えたりします^^;
posted by CO | 2010/09/09 12:53 AM |
現代は、これまでの日本文明史上、個人に大きな自由が与えられています。たとえば、大戦中は、戦争のために個人は道具的な存在と扱われていたのですから。


自殺するのも個人に与えられた自由である、そのような考え方も許されるこの現代。

少なくとも、生きることに喜びを感じられ、生きる楽しみを生み出す力強い哲学を自らのうちに構築すること。これは、現代を生きるわれわれに与えられた急務課題だと、私は思っています。なかなか難しいかもしれませんが・・・汗。
posted by 成田 | 2010/09/08 8:08 PM |

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