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「火花」Review

最近本屋に行くと、どこもかしこも「又吉」だらけで、”アンタら又吉に頼りすぎちゃう??”と反抗心が掻き立てられ、自分は読みたくない、読むまい、、と敬遠してた又吉直樹さん著の「火花」。結局やっぱり気になって読みました。あらすじだけ話すと地味なストーリーなのですが、師匠と主人公との掛け合いが面白くてテンポのいい漫才を延々と見ている感覚でした。

個人的な感想になりますが、ちょうどこの本を読んでる今、自分の職場環境がどんどん厳しくなり、これから自分がこの職場に限らず労働市場で生き残っていけるのかなと考えることが多く、そう思うともっと時間が有り余ってた若いうちに将来役立つことやっておけばよかった、自分は無駄なことに時間をかけ過ぎてた…と後悔の念に駆られることがあるのですが、この本を読んで、無駄かどうかってことより、自分が面白いと思うかどうかの方が全然重要!って気になりました。(いろんなことを達成しなかったことを正当化してるようにも思えますが、、)「自分らしさ」っていうと薄っぺらい言葉になってしまいますが、そんな無駄に思えること一つ一つが自分の人となりというか、人生を彩っている。とは言え、世間的な評価とか価値観を全く無視できるか?って言うとそうではなくて、葛藤との闘いが生じますが、そんな葛藤もこのストーリーで痛いほどよく描かれていました。

私は恥ずかしながら著者のことを本好きの芸人さんという程度しか知らないのですが、この本を読んで、きっとこの人って優しいひとなんだろうなっていう温かい愛のある笑いに包まれていて最後の方はジーンときました。

芥川賞うんぬんとか余計なことは差し置いて読んでみると意外な気づきが得られる本だと思います。
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