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マーカス バッキンガム,ドナルド・O. クリフトン
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”自分の軸”設計プロジェクトを1人で立ち上げ、自分の”強み”を探っている中、今回はこちらの本を読み、ストレングスファインダーのテストを行いました
ストレングスファインダーとは、ギャラップが30年以上にわたり、200万人をインタビューして体系的な調査を行ってつくられた”強み”検索システムということで、こちらも勝間和代さんの”断る力”の本の中で自分の強みを知る為の参考となる客観テストとして紹介されていました
本の中で、
”才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンである。才能となるさまざまな資質。知識とは、学習と経験によって知り得た真理と教訓である。技術とは、行動のための手段である。才能、知識、技術。この三つが組み合わさって初めて強みが生まれる。”と書かれていて、自分にどんな才能があるかもわかっていない人たちがいかに多いか、そしてその才能の強みを活かさずして、弱い部分を補う努力をしている人が多く、そんなことより強みを伸ばした方がどれだけ効率的か、自分にとっても良いことか、ということがヒシヒシと伝わってきました
才能というと何か特別な神がかった素質みたいなものをイメージしますが、この本の中で”
才能とは、「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生み出す力を持つ資質」である。”と定義づけられています。
”自らの最強の武器となるこの才能を把握し、必要な技術と知識の助けを借りて才能を磨けば、だれもが強みを活かした強固な人生を築くことができる。”という著者の熱いメッセージを読み、ワクワクしながらストレングスファインダーのテスト180項目に臨みました
テストでは34項目の”強み”のどれが当てはまるかが結果として出てくるのですが、それだけで人1人のすべての強みがわかるわけではなく、自分自身でも”強み”を観察する手がかりとして、”
無意識の反応”、”切望”、”修得の速さ、”満足感”を挙げられています。34の強み(競争性、規律性、自己確信、成長促進、未来志向、、などなど)の内、私が結果として出た上位5つの”強み”は最上志向、学習欲、内省、戦略性、収集心ということで、それぞれについてくわしい説明が書かれていて、細かい部分は自分でもどうだろう、と考える点もありましたが、”やっぱりそうか。”と自分の行動パターンや心の癖を改めて実感する部分が多く全体的にも一貫してて腑に落ちる内容でした
まだ本も途中なのでこれからその部分をどう分析し、活かしてということを考えながら読み進めていきたいと思います
こちらの本はAmazon.comでも本のランキングが現在29位で、自分の”強み”について関心を持っている人が多いことが伺えます
実際テストしてその結果を活かして行動していく人はまたその中でも限られていくかもしれませんが、この”強み”を活かすという傾向がもっともっと普及していくといいな、と思います。子供の頃の学校教育はどちらかというと個々の弱みを補ってみんな同じに近づきましょう的な教育で、自分が他人と違う部分は極力出さない方がいいという空気の中大変窮屈な学校生活を送った思い出があります
ぜひ今後この本で提唱されている”強み”重視でみんなそれぞれ違ってて個性である”強み”を活かしてナンボ的教育に傾いていくことを願います